先日、娘が夜間救急のお世話になりました。

2年前に入院・手術した病院だったので

当時、高額医療費についていろいろ調べたことを

ここへ転載しておきます。


母子家庭でも、別居中で児童扶養手当の認定外の方や、

私のように実家同居のために、

医療費助成の受けられない方が

ご参考にしていただければ幸いです。

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高額医療費の制度には、

以下の2通りがあります。


A.高額療養費支給制度


=あとで差額を支給しますよという制度


→対象期間 1ヶ月(月初~末日)
 対  象 世帯全員
 内  容 自己負担額※を超える医療費を支払った場合、
      その差額分をあとから返してもらえる。
 備  考 支給までに3~4ヶ月かかる


B.健康保険限度額摘要認定制度


=1つの入院に支払うのは

最初から限度額でいいですよという制度


→期 間 1つの入院に対して退院まで
     (有効期限は最大1年。以降は更新)
 対 象 ひとり(被保険者本人or被扶養者家族)
 内 容 交付される認定証を医療機関に提示することにより、
     自己負担額※を超える医療費を支払う必要がない


※自己負担額


●上位所得者(標準報酬月額53万円以上)
150,000 円+(総医療費-500,000 円)×1%


●一般 80,100 円+(総医療費-267,000 円)×1%


●低所得者(住民税非課税者)35,400 円

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A,Bどちらでも負担額は同じになりますが

私のお勧めは入院の場合、最初から

お金をたて替えなくて済むBです。

Aは返還まで3,4か月かかります。

ただ、Bは入院のみ対象みたいなので

怪我や病気で通院した場合はAかもしれませんね。

Bは数年前にできた比較的新しい制度です。


実際にBは申請してみましたが

ネットで申請書を取り出して、郵送で申し込み

たった数日で医療証が届いたように記憶します。



詳しくは、所属する保険組合等の窓口で

問い合わせてくださいね。
国民保険も社会保険も基本同じだと思います。


3/3追記:

国民保険の場合、お住まいの市区町村によっては

入院日数が少ないと認定できない場合もあるようです。



最後に、自己負担額にある「総医療費」とは

もちろん、保険が効くものだけですよ!

差額ベッド代や食事代は実費です。


よく、母子家庭で医療費無料だから

と生命保険に無加入の方を見かけますが

入院・手術には何かと出費が多いもの。

必要なものを買い揃えたり、

自分が看護で働けなかったり。


掛け捨てでもいいのでぜひ生命保険には

加入されることをおすすめします。


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