ベビーロック EF-205 全体整備でお預かりしました。
JUKI FQ-65の修理にお伺いして貰ったこのロックミシンの整備を依頼されました。
なつかしい2本糸ロックミシンです。菱形のコントローラー差し込みのため45年以上前の製品です。
針棒、ルーパーなどがサビていて少しは動くのですが、まともに動くとは言えません・・・・貰ったミシンで使わなくてはいけないらしく整備することになりました。
会社勤めの時はお断りするか、新しいミシンを勧めっていましたが・・・・
針棒・ルーパーともに表面のサビのようで磨けば使えそうです。
サビた針棒は取り外すことが出来ないのでメス駆動部分をを取り外し、この状態でルーパーも磨きます。
針板もサビが目立つのでサンドペーパーと研磨剤を使い磨きました。
ルーパーはサンドペーパーでは磨きにくいのでルーターにワイヤーブラシを取り付け磨きました。
輝きが復活・・・・写りがいいだけかも・・・・
これぐらい磨けば糸もスムーズに抜けそうです。
ルーター最高・・・・
針とルーパーに隙間があります・・・・薄手や着物生地などが目飛びしそうです。
昔のミシンは調整ネジなど無くてこれで寿命と言ってもOKで新しいミシンを勧める口実です。利益を出さないと・・・・
ミシン店はつぶれてしまいます・・・・
こんな風に隙間なく合わせました。
昭和のミシンは叩いてなおします。ドライバーと金槌を使いコンコンと叩き調整しました。
折れる可能性があるので自己責任でお願いします。
ルーパーを駆動させるギアです。これが樹脂製の場合は亀裂が入ってる場合が多く修理断念しますが、金属製のためグリスを塗って仕上げました。
アンテナ部分ですが、折れたのでしょうか?加工されています。
前オーナーのご主人様?ミシン店?針金を曲げて加工されていますが・・・・縫っていると振動で外れてしまします。
ペンチでさらに曲げようとしましたが・・・・無理でした・・・
今考えると熱を加えれば曲げれたかもしれません。
紫外線を当てると固まる接着剤ボンタックを使いました。
これで抜けることはありません。
経年でメス部分が傾いています・・・
少し切れ具合が悪いようです。
ここは叩いて直せる部分ではないので、ネジを緩めてメス角度を変え切れ具合が改善させました。
(右側にあるメス固定ネジを緩めないとこのネジは緩みません)
全体の注油、縫い目の長さ、糸調子やかがり幅、調節爪などを行い修理完了です。
今日もマニアックなミシンの修理ブログを見ていただきありがとうございました。
昭和のロックミシンの音をお聞きください。















