JUKI SPUR 98SX 布送り不良ミシンの修理 | 3402ohnojoのブログ

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JUIKIのシュプール98SX 送りの動作不良のミシンをお預かりしました。

10数年前のシュプールです。

年数からするといろんなところの不具合が出る時期になっています。

送り歯が上に上がらず、水平送りも悪くなっています。

 

 

水平送り軸です。動きが悪く固着しているようです。

 

 

何度も送り軸の固着の修理を行っており、矢印の部分が悪くなります。

取り付けてあるネジを全て緩め、右側から軸と叩きだして研磨します。

 

 

水平送りの軸を右から叩いたら、右側の方が固着していました?

右側はあまり固着していた記憶はありません。 グリスを塗ってあったのですが、この部分は軸受があるのでグリスの必要はないのでは・・・

 

 

グリスが固着していたあと、油を差されていた為に灰色に汚れています。 軸を抜いて軸受もきれいに掃除します。

 

 

軸を抜いてきれいに研磨して、軸受も掃除しました。

 

 

糸切りカムも劣化して亀裂が入っていた為、カマの回転軸を右に移動させカムを取り外し、交換しました。

 

 

はずみ車の内部にあるクラッチバネです。

変形していた為、交換しました。

変形は、SN-521でも説明しましたが、はずみ車のネジが緩んでいたり、内部に糸が絡んだり、ユーザーの方が、ご自分で分解された場合などです。

 

 

糸調子皿がサビていました。微妙な糸調子に影響が出ますので、分解してサビを落として組み立てました。

 

 

亀裂の入った糸切りカムと変形したクラッチバネです。

10数年ご使用ですので、パーツ交換も必要です・・・・

ただ、電子パーツがメーカー供給打ち切りになっており、修理不可になる場合ございます。(中古パーツにて可能、時間をいただきますが・・・)

 

 

送りの不具合でしたが、糸切りカム、クラッチバネも悪くなっていましたので交換して快調に動くように整備しました。

試し縫いに問題なく縫え修理完了です。

 

1週間前に同じシュプールの送り不良を掲載しましたが、今回は軸の固着でした。 同じ送り不良でも右の軸受け部分の固着は初めてです。 ここの部分は、通常グリスを塗っていないかったと思いますが、製造時期か、ミシン屋さんでグリスを塗られたのでしょう・・・・

経年でグリスが固まっていました。 修理後は注油のみでグリスは塗りませんでした。

 

 

今日もマニアックなミシンの修理ブロクを見て頂き、ありがとうございました。