ブラザーミモレ B-894の修理 | 3402ohnojoのブログ

3402ohnojoのブログ

ブログの説明を入力します。

ブラザーミモレ B-894 液晶画面が映らず、操作できないミシンをお預かりしました。

このミシンは27~28年前に製造された、ブラザーの枠刺しゅうができる初期型です。

サンリオの刺しゅうカードが付属で付いていたと記憶しています。

文字はひらがなとアルファベットが縫え、サイズが大きくなり出来栄えもきれいに出来て、当時は幼稚園の入園時にネーム刺しゅうを入れるように案内が出ていて、よく販売しました。

 

 

液晶が点かない原因は、基板の不良が原因でメーカーの在庫はありません。 ネット通販の処分ミシン待ちで3週間くらいお預かりしていました。 

程度の良いミシンを入荷後、交換して動作確認に問題なく復活しそうです。

 

 

このミシンは布厚を感知して、厚さに応じた糸の量をローラーで送り出すしくみになっています。

しかし、糸調子が上糸が吊った状態でした。

矢印の部分が糸を送り出すモーターが付いているのですが、連結のギアの固着で糸を送り出す事が出来ないようです。

 

 

糸送り装置を分解していきます。

矢印の部分が固着しています。(過去に何度も修理しています)

2つのゴムローラーと回転ギアで糸を送り出します。

更に分解して回転ギアを取り外します。

 

 

糸を送り出すギアを取り外しました。中にバネが入っているギアになります。(ギアの隙間をなくすため、バネが入っています)

 

 

糸を送り出すギアを取り外し、固着していた軸を拭き上げて元に戻しています。

 

 

釜周辺です。ホコリも少なくあまりご使用されていないようです。

点検と注油を行っています。

 

 

底の部分です。こちらも点検と注油を行っています。

 

 

全体の点検と注油を行い、試し縫いを繰り返し問題なく縫え修理完了です。

当時の液晶は画面が暗く、分かりづらいのですが、この後に発売されたミモレLはバックライトが点いて見やすくなっています。

30年近く前のミシンですが、基板交換を行っていますので快調に縫えるようになっています。 末永くご使用ください。

 

今日もマニアックなミシンの修理ブログを見て頂き、ありがとうございます。