ベビーロック BL2-222 2本糸ロックを預かりました。
動きが悪く、すぐに止まってしまいます。
25年~30年くらい前のミシンでしょうか。 若い頃(20代)販売していました。
当時は、3本糸ロックの割合が段々と増えていた頃です。
このタイプ、10数年経過すると動かなくなる症状が出ます。
今回もその症状のようです。
中央にロット(丸い穴が空いているパーツ)があり、その中にカム(回転運動を上下運動や前後運動に変えるパーツ)が入っていますが、カムの劣化で動きが悪くなり、交換するのですが、ネジがフレームに当たり外せません・・・・(汗)
この後に出たタイプはフレームを削り、簡単に交換できますが・・・・
前面カバーを取り外した画像ですが、中央に軸が通してあり、この軸を右に1センチくらい移動させないと上の画像のネジが外れません。

軸を止めているネジを緩め交換するパーツを取り外しました。
右が前後運動を行うロットで中央が、劣化したカム、左が交換するカム
カムの劣化・・・・・見た目ではわかりません
0.1ミリ前後の変形(材質による膨張)だと思いますが・・・・交換すれば直ります。
このパーツを交換しても直らない時は、取り付け土台の劣化、軸の油切れか、固着が考えられます。
今回は交換で直りそうです。
取り外すために緩めていた、ルーパーを動かすパーツです。レンチで緩まないように、しっかりとネジ締めしました。
この後、内部掃除と注油を行っています。
底の部分はホコリや油汚れが、ありましたがきれいにクリーニングしています。
メスを交換して、試し縫い、白糸での試し縫いの為、あまりきれいに見えませんが、問題なく縫えて修理完了です。
2本糸ロックは、紳士服店の補正や、ご年配の方で3本糸の掛け方が難しく2本糸ロックを今でも愛用してあったり、まだまだ現役でご使用されています。 この前の型のEF-205あたりは、名機ですが最近は見なくなりましたね。
現在では、後継のBL-228型(ライト付き)が店舗勤務の時、年に数台売れていました。 欲しい方はまだ手に入りますよ。
2本糸、簡単な構造で手軽に使えます。 ミシンの裁ちめかがりよりはきれいに縫えます。 ニット製品などはあまり綺麗にできませんが・・・・
あと、糸調子は慣れないと3本糸より難しかもしれません。
今日もマニアックなミシンの修理ブログを見て頂き、ありがとうございました。






