・時間を遡って・
11月11日、
穏やかな秋晴れの中、玄米にしたお米を精米することに成った。
玄米に!
これは、ほんの一部!
G「チャーリー、ちょっとこれから、届けるの手伝って!」
チ「了解」
車は走る。
チ「遠いんですか?」
G「養老、そんな遠くないよ、
新嘗祭[ニイナメサイ]で使ってもらうのに、毎年納めてるんだ」
新嘗祭、、、、、!
日本古来からの行事の事だが、今では勤労感謝の日と呼ぶ。
秋の実りの収穫祭で、自然に感謝をするお祭りで日本中で行われている。
そう、皇室でも、この新嘗祭には行事がある。
チ「、、、、、、!」
G「○○○○、○○○○、、、」
いやいやいやいやいやいや!
、、、、いやいやいやいやいやいや!
落ちつけ俺!
まあ、とにかく、落ち着くんだ!
まあ、悪い予感が当たったとしても、Gさんが一緒だしな、何も良いか悪いか考える必要もなかろう。新米を届けるだけ、そう、届けるだけなのだから、、、、
もう、何を話しているのか解らないまま、
到着!
あちゃー、当たった!
大きなバスがフムフムフム!
あら~~ぁ、国旗もででるわぁ~~!
Gさんが挨拶に行った。
中から出て来たのは、品の良さそうなオジサマ!と。奥さま!
奥さまと目が会い、挨拶をした。
ん?んん?普通だ!
車から新米を卸して、お部屋に運ぶ!
お邪魔します。
ジェジェ!言葉を無くした。
Gさんとご主人は、世間話に花を咲かせる。
ただ、無言!
たまにフラレる言葉に会釈を返すのが、やっとだ!
時間が経つにつれ、なんか、、ご主人の
視線が、、、こちらに、、
G「あっ!今、家で居候している、チャーリーで、ケツバットで日本一周をしてるんです。」
カァ~~~~ン!なんですと~~~~!
チ「あっ!ケツバットで日本一周してます。チャーリーと申します。」
ご主人「えっ!ケツバット、???」
何やら、、、考えこんでいる。
不味い!説明せねばぁぁぁぁあ!
チ「カクカクシカジカなんです。」
ご主人「ケツバット、、で??」
まだ、考えこんでいる。
不味い、!説明せねばぁぁぁぁ?
、、、なにを?、、説明する?
ご主人「なんだろう、、知ってる!」
カァ~~~~ン!なんですと~~~~!
不味い、不味いぞ、ん?
何が不味いんだ?おかしい、おかしいぞ、
いやいや、おかしいのか?
チ「新聞とかテレビで紹介されたりしてますから、もしかしたら、それでですかね」
ご主人「そっか、そう、沖縄スタートでね。」
G「洋服を盗まれて、困ってた時に知り合ったんですよ」
奥様が、コーヒーを、、イヤ、カフェを持って来てくれた。
ご主人が奥様に、私を紹介してくれた。
奥様が奥に消えると、話題は、新嘗祭の事に成った。
ご主人「チャーリーさん、新嘗祭おいで、今年もね盛大にやるから、ケツバットもやりなさい!」
カァ~~~~ン!
イヤイヤイヤイヤイヤ、なんだ、この展開は、、、
断れ、断るんだ、断りなさい、オレ~~!
「はい!」
イヤイヤ、!←これじゃなく、?←こっちだ。
「喜んで、お邪魔します。!」
なに言ってんだオレ~~!
まだ、間に合うぞ!
奥様が、顔を出して、紙袋を頂いた。
??????????、
奥様「これ、お兄ちゃんのお古なんどけど、良かったら使って。」
紙袋のなかには、トレーナー、セーター等が入っていた。
カァ~~~~ン、、、もしや、、、
ご主人「チャーリーさん、新嘗祭にケツバットで来てくれるそうだぞ!」
奥様「そう、楽しみねぇ」
カァ~~~~ン、終了!
かくして、
ケツバット、新嘗祭参加決定!
このあと、名刺交換をしてもらうが、
チ「今、名刺持ってないので、後日、改めてお持ちします。」
かくして、
ケツバット、新嘗祭絶対参加、決定!
帰り際、
奥様「楽しみにしてます。」
チ「はい。宜しくお願いします。」
かくして、
ケツバット、新嘗祭、死んでも参加決定!