若いときに、やはり日本一周をして、高知に移住してきたとか、
交通事故で半身不随に成ったとか、
「飯でも食いに行こう」
で、そばにあるお店に向かった！
「まあ、一杯だけなら、構わんじゃろう」
と、有難くご馳走になった。
で、
美味しいおつまみに、お酒が並んだ！
中でも
モツ煮は、初めて食べる味わい！
まるで、シチューのような白味噌の煮込み。
モツも柔らかく、トロントロン、
味わいながら、作り方を分析してると、店内は、相撲観戦で盛り上がっていた。
*なんか、ヤバイ空気が漂い始めたぞ、かえらねば！
「生でいいな！」
な、って、断れないじゃないの！
でも、つまみが旨すぎる。ビールが進む。
相撲は、横綱の優勝が掛かっている。
力士の名前を読み上げる方が、引退らしく、それでも、店内は、盛り上がって、酒が進む。
*ヤバイ空気じゃねえぞ、もう、プンプン臭ってきてる。帰れねぇ
横綱、開始直後、相手力士と当たった瞬間に、横綱が勝つのが解った、勝ちえのこだわりが見えた。そして、勝った！
ここから、1時間、去年1年分の酒量を一気に飲んだ気分だった、
断る雰囲気を出せない。出したら、高知に居られなくなる、殺気をかんじる。
何とか、ケツバット開催もこなして、夜中、駅で寝た。
まあ、シャッターが開く音で目が覚める予定は、未定だった！
駅は、稼働して、人々が慌ただしく歩いてる。
しかも、起こされた！
「すいません、ここでは、寝れないんですよ」
「すいません、すぐ片付けます」
「早くして、くださいね」
*あ？反射的に頭にきた。
「ん！苦しゅうない、よは、満足じゃあ」
まさか、こんな言葉が出てくるなんて、自分でおかしくなった。
駅員さんは、そそくさと行ってしまった。
高知でのお酒は、危険だ、気を使わないとまずい事になるな！
何とか、二日酔いは間逃れた。
今日は、静かにまいりましょう。