ラヴィットが愛される理由 | 92のブログ

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TBSの朝のバラエティ番組「ラヴィット」が

なぜ愛されるか?


それは、

完全に時事ネタを排除し、

同時刻に他局が放送しているワイドショーとは

一線を引いて全く別物の番組に振り切ったからだ。


ワイドショーやニュース、報道番組は

醜い犯罪や深刻な社会問題、災害などを

主に題材にするため、自ずと話は暗い話題になる。

つまり、

ワイドショーやニュース報道番組ってのは

醜くて重くて暗い番組だってこと。

そんな番組を朝から見て楽しいか?

ならないだろ。

なら、

朝から明るく笑って元気になる番組が

1つくらいあってもいいじゃないか、

ってのがラヴィットという番組。

だから、

例え能登で震災が起きようが、

日本代表がWBCで優勝しようが、

大谷がドジャースの入団会見をしようが、

演者の芸人たちの先輩である

ダチョウ倶楽部の上島竜兵さんが亡くなろうが、

松ちゃんが活動休止になろうが、

とにかく

何が起きても番組では時事ネタには一切触れずに

いつも通り笑顔でオープニングコーナーが始まる。


辛いことが自分の身の回りや世間で起きてても

それでも演者はスタジオで悲しみや辛さを出さず

ちゃんと笑って視聴者に笑顔を提供するってのは

みんなが思っている以上に

辛くて難しくて厳しいことでしょう。

ただ楽しくヘラヘラ笑ってるんじゃないってこと。


俺も、ラヴィットはよく見てます。

実は俺は、1989年の

「坂本弁護士一家殺害事件」を機に

TBSの番組は30年近く一切見ていませんでした。

あの事件はオウム真理教が直接の犯人ですが、

間接的にはTBSが殺人供与をしたとも思ってます。

放送前の坂本弁護士のコメント映像を

TBSがオウム真理教に見せたから

坂本弁護士は家族もろとも殺された。

だから、

殺人集団であるTBSの番組は見たくない。

ということで、

30年以上見ていませんでしたが、

ラヴィットをきっかけに

再びTBSを見るようになりました。


テレビのニュース番組は

いつの間にか犯罪を紹介する番組になりました。

けど、明るく楽しいだけの番組があっても

良いと思います。

ラヴィットはまさにそういう信念を感じる番組です。