「機動戦士Zガンダム」で一番愚かな男 | 92のブログ

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今、テレビ神奈川で機動戦士Zガンダムの再放送をやっている。


Zガンダムはガンダムシリーズの中でも俺が一番好きなアニメだ。


その中でも、一番愚かというか情けない男が、

カツである(笑)


カツ・コバヤシ。

初代ガンダムシリーズではホワイトベースに乗る幼い子供だったが、

7年後のZガンダムの世界にも登場している。


初代ガンダムではカツ・レツ・キッカひとまとめで扱われていたこともあって、3人の個性はさほど表れていなかった。


Zガンダムになってカツだけがフィーチャーされた。

カツは宇宙に出ても生意気なのは変わらず、

たびたび勝手に行動しては危険な目に遭い、周りに迷惑をかけている。


カツが破滅した最大の原因が、

サラ・ザビアロフだ。

敵であるティターンズの女性下士官で、

単身エゥーゴの戦艦に投降兵として乗り込んできた。

そこでカツと出会う。

カミーユがわざわざカツにサラを監禁している部屋の鍵を渡すんだよね。で、「サラには近づくな」って言うんだけど、もはやフリにしか聞こえない(笑)


案の定、カツは早速サラに会いに行く。


だが、サラは脳みそを洗脳された強化人間だ。

ニュータイプに近づけようと無理に覚醒しようとして戦闘に偏った知識の人間になっている。

また、ティターンズのパプティマス・シロッコをご主人様と仰ぎ、カツの好意を分かっていてもシロッコLOVEは変わらないため、カツからの好意を拒み続ける。

カツは、サラのシロッコへの愛を洗脳された愛だと決めつけて、サラへの愛を諦めない。


すると、サラにも迷いが生じて断りきれず、

結果的にカツをたぶらかした女、ということになる(笑)


一方カツも、サラを自分の手で殺してしまい、

踏んだり蹴ったり。


しかも、コイツの救い難いところは、

「サラの仇を討つ」と言って自分の罪を棚に上げ、

シロッコやハマーン・カーンを恨むようになるという(笑)


そして最期も不様で、

よそ見運転で自ら隕石に激突し(笑)、

さらに直撃を喰らったあと、爆破寸前の沈んだ戦艦にぶつかって大爆発に巻き込まれて死ぬという(笑)


親父のハヤトは次のZZガンダムで味方を庇って名誉の戦死を遂げるのだが、

カツは女に溺れて死んだ。しかもほぼ単独の事故死。

ガンダムシリーズの主要キャラの中でも、

カツほど不様に死んだヤツはいないと思う。

ZZガンダムで急に落ちぶれたヤザンと同じくらい酷い扱いだ。

そのヤザンにカツは最後の直撃を喰らったんだけど(笑)


エゥーゴの同僚たちはカツの死を悲しんでいたけど

まあ、死ぬべくして死んだわけ。

残念なキャラだわ……。