〜世界遺産〜
ここにもサルがたくさんいました。手に靴下を入れた袋を持っていたらそれを狙って近付いて来てびっくり。
ガイドさんに、カバンに入れて!と言われすぐカバンの中へ。
食べ物じゃないのに…と思っていましたが、袋を持っていると食べ物だと勘違いしそれを狙いに来るそうです。
因みにスマホは手に持っていても大丈夫だそう。
スマホは食べられないと学習済みらしいです。
階段を登り切ると、靴を預ける場所があります。ここでも脱帽・脱靴。
その為に靴下を持って来ました!
勿論昨日履いたヤツです。
毎日靴下を使い捨てる訳にはいかないので…
最終日まで使ってやるつもりですww
2000年以上の歴史をもつスリランカ最大の石窟寺院。
紀元前1世紀、タミル軍の侵略によりアヌラーダプラを追われたワラガムバーフ王が、修行僧の住居だった洞窟に身を隠したのがはじまりです。
後に王位に返り咲いた際、この石窟寺院が建立されました。
高さ約180mの岩山の中腹には5つの石窟があり、現存する石像は157体、壁画は総面積約2300㎡に及びます。
長い歴史の中で増改築を重ね、18世紀のキャンディ王国時代以降、大規模な修復はされていません。
まずは、その第1窟へ入ります。
いざ…
入口もこの中も狭く、人の押し合いw
第1窟
【デーワ・ラージャ・ヴィハーラ】(Dava Raja Vihara)
直訳すると『神様の王の寺院』。
入口正面に岩を彫って造られた全長約14mの涅槃仏が横たわっています。
壁から天井まで一面にぎっしり描かれた15〜18世紀のフレスコ画にも注目です。
右足と左足の親指が揃っていないのは涅槃の特徴。
足の裏は真っ赤に染められています。
これは紀元前5世紀にウィジャヤ王がインドから到着した際に、彼の手のひらが真っ赤だったことに由来しているようです。
一旦外へ出て、次は第2窟へ。
第2窟
【マハー・ラージャー・ヴィハーラ】
(Maha Raja Vihara)
名前の意味は『偉大な王の寺』。
ここでいう偉大な王とは、ワッダーガーミニ・アバヤ(ワガラムバー)王のことを指します。
横約37m、奥行き約23mという寺院最大の石窟です。
内部には40の坐像と16の立像が並びます。
天井部分には地層に亀裂が入っており、絶えず水が滴り続けていますが、受け皿となった水瓶は一度も溢れたことがないといわれています。
天井のフレスコ画はブッダの生涯や侵略者との戦いなど数々の物語鮮やかにが描かれています。
第2窟が最も見ごたえがあるともいわれています。