なぜインデックスファンドが選ばれる?投資信託の歴史から人気の理由を解説 | 43歳からの人生再構築|アイリス

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いざ資産運用を始めようと思ったとき、

意外と困るのが商品選びです。

 

投資信託を選ぼうとしても、

商品数が多すぎてよくわからない。

 

そんな方も多いのではないでしょうか。

 

現在はインデックスファンドが人気ですが、

実は投資信託の世界にもファッションと

同じように「流行の変化」があります。

 

そして、なぜ今インデックスファンドが

選ばれているのかを理解するには、

その歴史を知ることが近道です。

 

今回は、投資信託がどのような流れを

たどってきたのかを、

ざっくり振り返ってみましょう。

 

 

インデックスファンドが人気になった理由

 

まず結論から言うと、

インデックスファンドが

人気になった主な理由は、

 

・低コストで運用できる
・運用内容がわかりやすい
・長期投資との相性が良い
・NISA制度との親和性が高い

 

という点にあります。

 

ただ、最初からインデックスファンドが

主流だったわけではありません。

 

投資信託の歴史を振り返ると、

その時代ごとに人気の商品は

大きく変化しています。

 

 

アクティブファンドが主流(〜2000年代前半)

 

 

日経平均株価やTOPIX(東証株価指数)への連動をめざす

インデックスファンドは古くから存在していました。

 

しかし、当時はネット証券が

今ほど普及しておらず、

証券会社の窓口で投資信託を

購入するのが一般的でした。

 

そのため、インデックスファンドよりも

アクティブファンドがすすめられるケースが

多かったのだと思われます。

 

なぜなら、アクティブファンドの方が

販売手数料や信託報酬が高く、

販売会社や運用会社にとって

収益性が高かったからです。

 

 

代表的なファンドとしては、

 

・ノムラ日本株戦略ファンド

・日興ジャパンオープン

・フィデリティ・ジャパン・オープン 

 

などがあります。

 

 特に「ノムラ日本株戦略ファンド」は、 

設定時に1兆円規模の資金を集めるなど、 

当時の人気の高さを象徴する存在でした。

 

 

 当時は、 

「どの運用者が優れているか」 

「どのファンドが勝てるか(市場平均を上回るか)」

 

という視点で商品が選ばれることが多く、

ファンドマネージャーの腕に期待する

商品が主流でした。

 

 

 

毎月分配型ブームの到来(2000年代後半〜2010年代前半)

 

 

その後、大きく人気が広がったのが

「毎月分配型ファンド」です。

 

代表的な商品が、

 

・グローバル・ソブリン・オープン(通称:グロソブ)

 

です。

 

特徴は、毎月分配金が受け取れること。

投資家の中には、分配金を

「お小遣い」のような感覚で受け取ることに

魅力を感じる方も多くいました。

 

また、2000年代に入ると

銀行による投資信託販売が

本格化します。

 

これにより、

それまで一部の投資家向けだった

投資信託が一般の個人にも広く

浸透していきました。

 

その中で、

「毎月お金が入る」

 

というわかりやすい魅力を持つ

毎月分配型ファンドの人気が

高まっていきます。

 

ただし実際には、

 

・元本を取り崩して分配している

 ケースがある
・信託報酬が高い

 

といった課題もありました。

 

 

テーマ投資人気の拡大(2010年代)

 

 

次に人気となったのが、

特定のテーマへ投資するファンドです。

 

・HSBCチャイナ・オープン
・ラサール・グローバルREITファンド
・ピクテ・グローバル・インカム株式ファンド

 

などが代表例です。

 

特徴は、

 

・中国の成長に期待する中国株投資
・高い分配金を期待するREITや高配当株投資

 

といった、

わかりやすいストーリーがあることです。

 

販売する側にとっても説明しやすく、

投資家にとっても魅力が

伝わりやすい商品でした。

 

特にREITは、2010年から2015年頃にかけて

多くの資金を集めた投資対象の一つです。

 

一方で、

 

・信託報酬が高い
・投資対象が偏る
・値動きが大きくなりやすい

 

という側面もありました。

 

 

インデックスファンド時代へ(2010年代後半〜現在)

 

そして現在、

大きく存在感を高めているのが

インデックスファンドです。

 

背景には、従来の投資スタイルへの見直しがあります。

高コストな商品や分配金重視の商品よりも、

 

「シンプルで低コストな運用の方が長期では有利ではないか」

 

という考え方が広がっていきました。

さらに、

 

・ネット証券の普及
・販売手数料無料(ノーロード)の拡大
・運用会社による信託報酬引き下げ競争
・長期・積立・分散投資という考え方の普及

 

といった流れも追い風となりました。

 

加えて、新NISAでは長期投資との

相性の良さから、

 

低コストなインデックスファンドが

特に注目されています。

 

こうした背景から、インデックスファンドが

多くの投資家に選ばれるようになったのです。

 

 

それでもアクティブファンドは人気がある

 

ただし、現在でもすべての投資家が

インデックスファンドを選んでいるわけではありません。

 

例えば、

 

・アライアンス・バーンスタイン米国成長株投信(AB米国成長株)
・インベスコ世界厳選株式オープン(愛称:世界のベスト)

 

などは近年も多くの資金を集めています。

 

これらのファンドには、

 

・米国株や世界株の成長性への期待
・分配金を受け取れる安心感

 

といったわかりやすい魅力があります。

 

つまり、

 

インデックス投資が広がっている一方で、

「より高いリターンを狙いたい」

「分配金を受け取りたい」

 

というニーズから、アクティブファンドを選ぶ

投資家も少なくありません。

 

 

 

まとめ

 

投資信託の歴史を振り返ると、

アクティブファンド

毎月分配型ファンド

テーマ型ファンド

インデックスファンド

 

という流れで人気が移り変わってきました。

 

そして現在は、低コストでシンプル、

長期投資との相性が良いという理由から、

インデックスファンドが多くの

投資家に選ばれる時代になっています。

 

大切なのは、

 

「インデックスとアクティブのどちらが正しいか」

 

ではありません。

 

・自分は何を重視するのか
・どれくらいのコストを許容できるのか
・どのような運用を目指したいのか

 

という視点で考えることです。

 

 

なお、このブログでは、

 NISAを活用した長期投資を前提としているため、
コストの低いインデックスファンドを選ぶことを

 中心にご紹介していきます。

 

 

 

ご参考

 

 

 

※本ブログに掲載している内容は、情報提供および個人の見解であり、

投資助言を目的としたものではありません。投資に関する最終的な判断は、

ご自身の責任において行ってください。