足を運んで下さりありがとうございます
年長・年少・2歳の男の子三兄弟と共にやり抜く力を育てているmimisenseiです
皆さまのお子さまが通っていた・通っている・通う予定の「学校」はどんなところですか?
田舎在住の我が家。
おうちの目の前は田んぼです。
今朝、幼稚園バスを待っている時間帯は雨が一休みしてくれていました。
田んぼに近づくと
人の気配を察知した
たーーーーくさんの
カエル・おたまじゃくし・あめんぼが一斉に逃げていき、田んぼも大忙しでした
子どもたちと過ごしていると、
まるで自分自身が子どもに戻ったかのように日々の本当に些細なことが幸せに感じることができたりしますよね
我が家の長男も来年度は小学生。
どんな小学校に通うことになるのかな…
転勤族の我が家は、未だにどこの小学生へ通うのか未定です。
***
さて、本日ご紹介しますのは…
宿題は必要ない
クラス担任は廃止
中間テスト・期末テスト廃止
服装頭髪指導を行わない
「大切なのは、固定観念にとらわれず、上位の目標を見据えながら最適な手段を見つけ出すこと。
〜学校という存在自体も手段の1つにすぎず、目的ではありません。
〜学校が変われば、社会は必ず変わります。これから未来を見通すことが難しい時代に、学校はどうあるべきか。その考えを本書にまとめました。」
(はじめに より 一部抜粋)
学校の「当たり前」をやめた。
リライトになります
著者 工藤勇一
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工藤勇一先生の
千代田区麹町中学の改革は、
度々メディアでも取り上げられていますね。
★関連
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|
***
〝学校は何のためにあるのかー。
学校は子どもたちが「社会の中でよりよく生きていけるようにする」ためにあると私は考えます。
そのためには、子どもたちには
「自らかんがえ、自ら判断し、自ら決定し、自ら行動する資質」
すなわち「自律」する力を身に付けさせていく必要があります。
しかし、
「手段が目的化」
してしまっているのが学校の現状。
「手段」であるはずの学習指導要領や教科書が「目的」となり、消化してこなす対象となっている。
そんな中、
目的と手段を見直し
(教育の優先順位を考える)
学校をリ・デザインする一
長い教員生活の中で
「目的」の本質を見極めら適切な「手段」
を考え抜いてきた結果にすぎない。〟
本書より
***
以下、覚書_φ(・_・
宿題の廃止
本来であれば、
「子どもの学力を高めること」
「学習習慣を身に付けること」
が宿題の目的。しかし、本当にその目的は達成されているのか?
学力を高めていくためには自分が「分からない」問題を「分かる」ようにするプロセスが必要。
しかしながら、
教員が宿題を出すのは子どもたちの
『関心・意欲・態度』
を測り、評価(通知表)の資料とするためではないか?
もっと教育の専門性を発揮できるのでは?
→「やらされる学習」ではなく、生徒たちが主体的に学ぼうとする仕組みを整える。
定期考査の全廃
宿題と同様、目的を達成するための手段として適切ではない。(通知表をつけるため)
→すべての生徒が効率的に学力を高められるよう、学習システムの再構築を図る。
例)単元テストを行う
年に3回だった実力テストを5回にふやした。出題範囲が事前に示されないので本当の学力を測ることができる。
→生徒たちはこれまで以上に自分で考えて、よく勉強するようになった。
固定担任制の廃止
チーム医療型の学年経営を
生徒側)大人が先回りをして、手を掛けすぎて育てられた子どもの多くは自律できなくなっていく。
教員側)クラス担任制だと、自分の学級の生徒の人生すべてを背負っているかのような気負いがある
生徒指導
それは本当に必要な指導ですか
(本書に「表1」叱る優先順位を考える
というのがあり、とてもわかりやすいです。)
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叱る優先順位の低い
頭髪や服装が問題だという概念そのものがなくなった。
そんなことよりも、
人の心を傷つける行為の方がよっぽど許されることではない。
入学してきた1年生に向けて行う道徳の授業では、
命を大切にすること
差別をしないこと
それは絶対に大切なことなので、守ってほしいと伝える。
未来を生きる子どもたちに必要な力
生きて働く力となる価値がある授業の中で取り組んでいくこと。
既存の枠に捉われず、常識やタブーに捉われることなく、未来を生きる子どもたちに何が必要なのかを見据え、教育を考えていくこと
学校の「当たり前」を疑う
変革を阻んでいるのは、法律・制度よりも「人」である。
不条理・非効率的な状況があるにもかかわらず、何ら疑問を持たずに前例踏襲するのではなく、まず「学校の当たり前」を疑うところから始める。
新しい時代の学校教育のカタチ
学校が変わるために、今何が必要か?
それは、教育の本質を取り戻すこと。
何のために学校があるのか、作られた制度の中で考えるのではなく、生徒、保護者、教員が最上位の目的を忘れず、ぶれずに、ゼロベースで積み上げていくこと。
***
工藤先生は、
「私が校長になろうと考えたのは、教育困難校(学級崩壊など)で嵐のような日々を過ごしたことも影響したのかもしれません。問題を解決に導き、学校を良くしていくためには組織を動かすことが不可欠であり、そのためにはトップに立たなければならないと考えた。」
としています。
正に、校長先生自身が目の前の課題に対して「アクティブ・ラーニング」によって学校に対して取り組んできたのだと思います。
宿題の廃止、固定観念に捉われないという点では、我が家がとても参考にさせていただいている廣津留真理さんの考え方にとても近いものがあるのではないかな?と感じました。
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今回は、学校での取り組みですが
家庭内でも当てはめることができることばかり。
以前ご紹介しました教育激変では
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「親の教育も必要」としています。
子どもを育てていく上で、親こそアクティブ・ラーニングの力が試されるのかもしれません。
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