医学部再受験記録ThirdSeason→合格

医学部再受験記録ThirdSeason→合格

主に備忘録。
2014年勉強開始。
予備校約3年。
2017年国公立医学部医学科合格。


お久しぶりです。
書こう書こうと思いながら気がつけば研修医1年目の記録を残せずに2年目になってしまいました。

最近のもっぱらの悩みは「専攻医プログラムをどうするか」ですね。
入局するか、市中のプログラムにするか。
というか外科に進むと学生時代に決めてそこはブレずに来たので、1年前と全く悩み変わらず進捗ないまま来てしまいました、、、。

勉強会に参加するうちに入局に傾いていたのですが、最近お付き合いしている方との結婚の話が出てきてまた振り出しになった感じです。
私としてはキャリアよりもお付き合いしている方との人生を取る方向で考えており、そうなると異動がない研修病院に残るのが一番良いのですが、すでに某大学病院マイナー科医局員の彼から本当にそれでいいのかと心配されており、、、。
実際2月中旬ぐらいまでは大学入局にかなり傾いていたのもあって、キャリアなんて捨てる!と即答できない自分がいます。

キャリアのために彼と結婚しないなんていう選択肢はありえないのですが、キャリア優先で就活(見学)していたので今までと違う視点で就活しなおしですね。
まぁ外科志望だから市中プログラム開拓するとかでない限りはギリギリまで悩めるのは救いかな。。。

個人情報さらけ出すのでもっと具体的な話で相談したい!医者同士で結婚したって人がいたら誰か相談乗ってほしい!もしくはこういう医者夫婦例あるよっていうのを知ってる人いたら教えてほしい!切実!





無事、合格していました!

14時頃発表となっていましたが、5分経っても出ず、、、

バイト中だったのでコーヒーを入れている最中に上司が先にアクセスしており笑

自分の目でも合格を確認しました。



再受験1年目が終わったときから始めたブログも8年経ちました。

医師を目指すようになった高3から数えるともう10数年かかりました。

本当に、、、長かった。


一昨日12年前に知り合った友人と通話していて、

「12年前知り合ったときは医者になると思ってなかったよ」

と言われました。

私もその当時、医師になりたいと思いながらも努力も足りず、現実味が全くない夢物語で。

夢物語が現実になる日がくるなんて全く思っていませんでした。



ここからがスタートライン。

燃え尽き症候群にならぬよう精進したいと思います。





こんにちは。
国試が終わって3週間弱経ちました。
一緒に受けたみなさん、お疲れ様でした。

約1週間の中東+東南アジアの卒業旅行から帰ってきたところです。
11月より規制が緩和され、卒業旅行までに海外が行きやすくなりラッキーでした。

さてさて、少し時間が経って今更ながら国試までどんなことをやったのか振り返ろうという気になりました。
医学部受験時代から一貫して「他人に惑わされず、自分に合う方法を自分で見つけ、それを信じて進むべき」というのが持論なので、変に惑わされる人が出てくるかもな、、、と思い、私の学習方法を公開するつもりはなかったのですが、
よく目にし、声が大に聞こえるのは、失礼ながら予備校の回し者か?と思うようなものが多く、
全部やらなきゃ落ちるのでは、、、と直前に強迫観念に駆られ、鬱になる人がでてきてもおかしくないと思うので
(私も12月の模試が振るわなかったときにブレそうになった。)、
こんな人もいるんだよーと少し気楽になってもらえたらという思いから、
また、いつかまた自分がブレそうになったときのための備忘録として記録しておこうと思いました。

一応、注意として言っておきたいのは、友達からよく「お前のペースでやったら死ぬ」って言われるぐらいの一極集中型なので、ペースはマネしないほうがいいと思います。。。
(まぁでもこのぐらい直前頑張ればなんとかなると思っていただけたら。)

【国試対策で使った参考書】
(よく使ったもの)
・病気がみえるvol.1-15
・薬がみえるvol.1-4
・病気がみえるアプリ版vol.1-15
・薬がみえるアプリ版vol.1-4
・公衆衛生がみえるアプリ版
・イヤーノートアプリ版
・ネッター解剖学アトラス
・ヒューマン・アナトミー・アトラス(アプリ)

(少し使ったもの)
・心電図パーフェクトマニュアル
・イラストレイテッド生化学
・神経解剖学講義ノート
・人体発生学講義ノート
・あたらしい皮膚科学
・がんがみえるアプリ版
・手技がみえるvol.1

【過去問】
・QBオンラインvol.1-7
・回数別(紙)114、115、116回(114、115回は上の代からのもらいもの)

【講義動画】
・Q-Assist 通年版(循環器、神経、産婦人科、公衆衛生)

【模試】
・1テコ(学校負担)
・3テコ(学校負担)
・冬メック(学校負担)

【経過】
☆4年
◎10月:Q-Assist CBT版
11月〜中旬:QB CBT本(メルカリで購入) ×2周
11月中旬:CBT

☆5年
◎実習に集中し、QB先行購入・Q-Assist継続購入するも1年間一切せず。

☆6年
4月:QB 公衆衛生半分
◎5月〜7月中旬:実習に集中し、国試対策せず
◎7月中旬〜7月末:Post-CC OSCEの対策
◎8月:QB メジャー+小児科 ×1周
◎9月:Q-Assist+QB 産婦人科
10月〜11月:QB メジャー+小児科 ランダムで約700問(定期入院+薬の副作用による体調不良でほとんど勉強できず。。。)
12月:Q-Assist 循環器→神経→◎公衆衛生
◎1月:QB 1日1科目(必修だけ3日に分割)で掲載問題全問 ×1周
◎1周終了後〜国試2日前(約5日程):114,115,116回本番想定して ×1回ずつ + 112、113回の非掲載問題
◎国試前日(ホテルへ移動):QB 公衆衛生 1周目問題

◎は結果的に良かったと感じているもの。

本当はQ-Assistも全動画見るつもりだったんですよ。
CBT前も動画のおかげでそこそこな点数を取れたと感じていたので。
しかしながら、怠惰な性格+実習(手術参加やレポート・プレゼン作成)に力入れすぎた+定期入院で想像以上に体調が悪くなったのトリプルパンチで、
結局苦手としていた循環器、神経、産婦、公衆衛生の4科目だけ(問題パートは省略)になりました。(ちゃんと見ていれば9割とれたかなーと後悔ポイント。動画視聴は計画的に。。。)

大半は
QBを解く→気になったワードは複数の参考書やネットを駆使し徹底的に調べ、病みえに書き込んでいく(QBの解説だけでは足りないことも多い。)
を繰り返して進めて行きました。

あと結果的によかったなーって思ったのは実習に力入れたこと。
今回の傾向として、臨床に即した問題が多かったんですよね。むしろ予備校動画を妄信してアルゴリズム的に解いたら間違えるようにできている問題が。(特にDブロック)
実習をできるだけ早く切り上げて、予備校動画に時間を割く人が結構いて、正直そういう人たちに対してモヤモヤする気持ちがあったのですが、
その気持ちを厚生労働省が代弁したような気がしました。笑

「予備校動画を5年のうちに見終わっているのが最多数派だ!」的な不安を煽るようなこと予備校講師が言っているのを目にしましたが、それを鵜呑みにして実習を疎かにしようとしている人がいたら考え直した方がいいと個人的には思います。
難易度に上から下まであるとは言え、医学部入学する能力はあるんだから普通に6年の夏からでも国試対策は十分間に合うと思いますよ。
個人的にはね。成績そこまで良くないので説得力ないですが。笑

【成績推移(必修は一貫して80%↑だったので省略)】
一般・臨床
6月1テコ:70%(偏差値48)
11月3テコ:75%(偏差値52)
12月冬メック:71%(偏差値47)
国試(予備校3社解答予想):最低85%台〜最高86%台

※みんこれは精度低い上に個人情報抜き取るだけのサイトだという認識なので使用せず。

禁忌落ちやマークシートがズレている可能性はゼロではないですが、99%大丈夫かなと思っています。


あくまで個人的な感想ですが、過去問改編問題80%、新問20%の体感で、
自己採点前は、自分が勉強不足なのも自覚していたので「これはみんな解けただろうから高得点勝負になってヤバいな」でした。

なので過去イチのボーダーのようですが、正直そこまでの驚きはなかったです。
本当にこれは結果論なのですが、おそらく直前期は多くの人が直前講座を取っていたと思われるので、「過去イチ難しい」と言われているのは過去問から遠ざかっていた故の感覚なのではと感じました。
(勤勉な方が多いので、みんながみんなQB掲載問題全問を最後の1ヶ月で回していたらマジでやばかったと思う。。。)

冬メックの成績を見たときは、Q-Assistの直前講座やmedu4の究極マップ、メックのラストメッセージ、他にも直前模試などを購入した方がいいのかなと一瞬思いましたが、
圧倒的な演習不足が自分の課題と思い返せたこと、
それを信じて最後の1ヶ月突き進めたことは結果的には良かったと感じてます。

国試で一番大事なのはメンタルと言われていますが、実際そうなんだろうなーと感じました。

私にとってその安定方法は自分の思った方法を信じることでしたが、
もしかしたら直前講座を購入した!という事実がお守りになる人もいるかもしれませんね。
そう思うと、私は無理に直前講座や模試を購入しなくてもいいと思っている派ですが、購入することも悪いことではないと感じます。

無駄に長ったらしい再受験生活で培ったメンタル安定方法がこんなところで活きるとは。笑