「こんなはずじゃなかった」時、どうする? | 女性が海外で活躍するコーチング!世界中にクライアントをもつNORIKOのブログ

女性が海外で活躍するコーチング!世界中にクライアントをもつNORIKOのブログ

20年間で10カ国でビジネス経験。3児の母。ミラノ在住です

   

 

私の行ったMBAでも最近

メンター制度が流行っています

 

「欧州のハーバードって

言われた学校に行ったのに、

思うように職が見つからない」

 

「会社の中でちょっと疑問が」は

流石にこの時期、

普段より多くなっているよう。

 

早速私も誰かのお手伝いが

できるならっとボランティアに申し込みました。

 

 

先日お話したのはイタリア人で、

卒業してから10年程度の30代。

 

履歴書を見ると輝かしいキャリアで、

最近も今伸びているテクノロジー系の会社で

昇進して部署を異動したばかり、とのこと。

 

で、最近どう?と聞くと

「それがちょっと」と課題を教えてくれました。

 

「新しい部署の上司が忙しそうで、

全然時間とってくれないし、やるべき仕事が少なすぎて、

チャレンジングに感じない。

3人の部下も自立してタスクをこなしているから、

いる意味がない気がする。学ばないし、やりがいもない。

どうしようかと思ってる。

 

在宅だから、オフィスにいるときと違って

雑談から仕事に結びつかないし」とのことでした。

 

転職も考慮しているとの事ですが、

誰が考えてもコロナ中にとっても伸びているこの会社、

今離れるのは勿体無いと思いました。

 

上司にリーダーシップスキルが足りないか、

上司やチームが他部署から来た彼に

嫉妬している可能性がありますね。

 

 

アメリカに本社のあるグローバル企業。

相手の会社のカルチャーも察して、

こんな時は、直接の上司や部下と関係性を持って

上手くするだけでなく、社内の他のチームや

他の国の同僚を仲間につけるのが良いのでは、と思いました。

こう言った「噂」や「社内PR」は

自分のチームとの関係性向上にもとっても大切です。

 

幸い、彼は、今の部署に移ったばかりとの事なので、

上司以外の人、できれば他の国で上司と同じレベルの人に出来るだけコンタクトして、

自己紹介をし、今の仕事でほかに

何をしたら(時間をとってくれない上司)に

価値を与えられるか聞いてみたら」と話をしました。

 

そうしたら「あなたもプロジェクトを創り出して、

忙しくなって、上司やチームにも価値提供できる

Win Win な状態になるのでは?」

 

 

部署に異動してから、6ヶ月も1年も経つと、

これ、やりにくいですが、まだ2ヶ月とのことなので、

最適なタイミングです。

 

「異動直後に何人かと話をしたけれど、その頃は

部署の役目とか、政治的な事などわかってなかった」と言うので、では

「その方々にもう一度コンタクトして、その会社ではあなたのレベルで何をするのが

Key Success Factor と考えられてるのか聞いて、

それをやればいいのでは」と話を終えました。

 

 

隣の庭の芝生はいつでも青く見えるので、

会社や部署を異動して「え、こんなつもりじゃなかった」というのは

良くあることです。

 

それでも時間と、ちょっとした戦略で

働き方ややり甲斐は大きく変えられます。

 

今回のメンタリングでのアドバイスは簡単なもので、

彼自身、他人に同じ質問をされたら

きっと同じように答えていたと思うのですが、やはり自分のこととなると

客観的に考えられない、ということもあると思います。

 

何ヶ月も、何年も悩んだり、課題のある方、

どなたかに相談してみると、

「どうして私、これ考えなかったんだろう」という

ブレークスルーが見えるかもしれませんよ。

 

  

 

 

 

 

 

***********************************

 

海外MBAやビジネス、オンライン起業、

マルチリンガル子育てなど、

10カ国での私の経験について書いた

😊🎊E-Book プレゼント中😊🎊

 

https://norikomakino.com/lp/optin/

 

↑↑こちらをクリックして下さい ↑↑