今月の10日に72歳の誕生日を迎えてちょっと不思議な
気分になった。
(72歳になってから早18日経過である。)
それは簡単に言えば、まだ72年も生きていないような
気分というか、本当の72歳になっていない心境なのである。
勿論、年相応にあちこちが弱ってきて、頻繁に医者の
世話になり、食も細くなり、緑内障を患い、記憶力も
低下し、気力も集中力も落ちた気がしている。
今日も、難聴で耳鼻科へ行き耳垢の掃除をしてもらった。
対峙している相手の口が動いているのが見えても
何を言っているのか聞き取れない時があるからである。
また昨年の今頃に白内障の手術をした。腰痛もたびたびだ。
風呂で歌うと裏声の出が悪くなった。
声帯が劣化したようである。
それでも72歳になった気がしないのは、なんだろうと
考えてみた。思いついたのは「退行現象」である。
それも所謂「コースティング的」なものである。
(続く)
食器に「LOVE」の文字を書いて失敗して見せる。