西山英彦さんはヒーローたりえるか? | 俺はShattered

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50歳を過ぎて、「この調子なら100歳まで」と思っていたら、とんでもない苦境が待っていた。そこをくじけずに、生き延びようとする哀れで滑稽で笑止千万な人生の「後半部分」を再構成する決定的で虚無的なアメブロ。



原発事故がどんどん拡散してゆく。
拡散しても問題の濃度はどんどん濃くなってゆく。
いたたまれない。
深刻さが増している。
と言ってもばっさりとした解決方法が見つからないのだから、
どうにもならない。ぐずぐずするしかないのか?

そんなこんなしていると、原子力保安淫の西山英彦さんの事が
急に気になりだした。事故後、毎日テレビの記者会見に
登場し、弁舌なめらかにぺらぺらしゃべくりまくっていた「あの人」だ。

それでネットで調べたら、驚いた!



俺はShattered-nisiyama1
この人が下記のような人に変身していた。
















俺はShattered-nisiyama 2









これはもうびっくり仰天だ。
こんなに驚いた事は最近では珍しい。腰が抜けそうになった。
まったく別人に見える。
というよりこれは流行のネット上のイタズラではないか、と思わざるを得ないほど、驚いた。その上、不倫騒動でイヤらしい事がずけずけと書いてあった。
これは集団的誹謗中傷ではないのか、とか、いろいろ考えてしまった。
曰く「カツラがとれるので、上半身は脱がないで、性行為をしていた」などと見るはずもない記事があった。また、密会は安いカラオケの特別室で行われた。とか?これでは今後、どうやって生きていくのだろう?かわいそうになって来た。こりゃ、ひどい!これでは「東大出もハーバードも台無しだ」


こういう現象は、ひょっとしたら原発事故への
苛立ちや鬱憤が、事実を捏造し、本来的な解決への関心を
そらすのではないか?などと考えた。
つまり個人攻撃により、原発事故への恐怖や鬱憤、憎悪の
感情エネルギーをガス抜きさせるのではないか?
こういう事を公表した所で、何も解決しないのだが、
大衆の攻撃的憎悪は収まらず、肥大するばかりだ。
確かに原子力保安院や東電、周辺関係企業、メディア、
正力松太郎、その他もろもろへの攻撃的な憎悪は、
時間経過と共に肥大しているようである。
しかし、ワシとしては、これは「あんまり」だと、
思わず大笑いし、大笑いする自分にあきれてしまった。
西山さんは、今頃どうしているのだろう?
まさか、自殺などしないでしょうね?
我が事として考えれば、とてもじゃないが、
誰にもあう力はなくなるだろう。
勿論、恥ずかしくて、生きているのもいやになる。
これでは「肛門」をさらしながら歩いているような気が
するのではないだろうか?
それでも笑いを抑えられない自分が悲しい。
ひどい、ひどい、と感じながら、笑いがとめどもなく
込み上げてくる。いや、西山さんは悪くない。
って、誰が思うだろう?いやいや、アレだけの大事な
会見を衰弱する性衝動で昇華するしかなかったのだろう。
一体、何が本当で何が間違っているのか。
みんな、必死で生きているのだから。

このカツラを外した写真は、保安院の人事資料からの抜粋だろうか?
いや、そもそもテレビに出てる段階で、知りもしない門外漢が、
あたかも見て来たかのようにぺらぺらある事ない事、推測で語り、
的確に記者たちを煙にまいていた度胸は「すごい勇気のある男」
として認識出来るが、「安い、古いカツラ」だとか、「けち」だとか、
事故とは無関係の事象をあげつらって記事にするのは、
残酷だと感じた。まちがいなく悪意はなかったと信じてあげたいが、
世の中には「無理」というものがある。無理がとおれば
道理が引っ込む、というではないか。

さらに下記のようなユーチューブが他にも沢山公開されていて、
誰が制作しているのか、見事だと思った。はからずも感動してしまった。
大衆の怒りが反映されていると思った。
反面、この製作者や記者や作家は膨大な怒りを抱えていて、
それが大衆に伝播し革命が起きるのではないかと危惧してしまうのである。
それを避けるためには、まず会見犯罪者であるえだの君を降板させ、また、
東電関係者、周辺関係者、要するに「原発で稼いだ連中」から、
すべての私有財産を国家が没収し、福島の除染費用の不足分に充当させ、
子供を早く北海道とか沖縄とか、シンガポールとか、避難させてあげれば
いいのではないだろうか。そういう良心をまず見せなければ、
何が起きるか、心配である。

この後、海に流れた汚染物質が外国の海へ流れ国際問題に
なるという友人もいるので、それがもし本当なら、
漁業補償や海外の損害を含めると国家予算などでは不足するだろう。
えだの君も正義感たっぷりの演出で感動するのだが、
まずは腕や指の5本くらいはつめるべきではないか、
と主張する人もいる。ただやみくもに働けば、しゃべれば、
ポージングすれば、いいと言うものではない事ぐらい、
国民の一部は感づいているだろう。
「直ちに健康に影響はない」と何度も言って、安心させた行為は
誰にも攻められないどころか、多分、福島県の北西部の人たちは
言葉にせずとも恨んでいるのではないだろうか?
誰にも心の中は見えないし、思ってもいない事もすらすらと言える事を
知っている。万が一、後ろめたい気持ちがあるなら、
野田君に言葉をかけられても再登場しないのが仁義ではないだろうか。
反省のかけらも何も見えないのは、老化のせいだろうか。







まだまだ言いたい事、書きたい事があるのだが、体力の限界である。
みんなで西山さんを、ひそかに声援してあげよう。

(追記)
日テレニュース24(9/30付け)によれば、下記のようになったようである。

「経産省は30日、原子力安全・保安院で今年6月まで
 福島第一原子力発電所事故に関する広報担当の審議官だった
 西山英彦氏を停職1か月の懲戒処分とした。


 理由について、経産省は
「職員との間で、勤務時間内における複数回の
 身体的接触を含む不適切な行為をしたため」
 としている。


 西山氏は、東日本大震災の翌日に保安院の担当になったが、
 今年6月に週刊誌に女性問題を報じられ、
 事実上更迭されていた。


引用おわり。

うむむ、「不適切な行為」とは何か?
かってに想像していいのだろうか?
意味がはっきりしない。
「適切ではない行為」とはなんだろうか?
「身体的接触を含む”不適切な行為”」とは、なんだろう?
ということは、相手の女性を逆さにして、鉛筆をつきたてた?
そういうことではないだろう。
相手は女性ではない可能性もある。
まさか動物ではないだろうなあ。

日テレも、もっとわかりやすい具体的な言葉でニュースを
流してもらいたいものである。
ん? そういう話ではないか。

ともかく、経歴を見るとまさに「日本のエリートの典型」
のような人物である。
わしより三つも若い。
書いているうちにだんだん実際に会って話してみたくなってくるのである。