今日はお芝居を見てきました。
夏目漱石さんの「文鳥」「夢十夜」「永日小品」などをモチーフにした作品。
1時間で2つの物語。
「文鳥」ある日突然死んでしまった漱石さんの文鳥。漱石さんの1歳8か月で亡くなった5女の雛子さん。不思議な時間空間の中で雛子さんと母親が話をしている。
母と子の場面が3回4回とまったく同じ場面がフラッシュバックのように繰り返され少しずつ先に進んだり変化したりして物語は芯にせまっていく。
このような方法が取り入れられた舞台は以前にも一度見たことがあった。潜在意識にすり込まれていくような、デジャブを何度も見るような、不思議な印象が残った。
「永日小品・泥棒」
漱石さんの皮肉屋のようなかわいらしくて愛すべきところが感じられた。泥棒が入っていよいよ捕まえるぞという時に漱石さんが妻に聞く「どうして自分と結婚したのか」
へんなタイミングだけどそんな時にこそ真実があるのかもしれない。
シンプルな舞台、照明のほかは障子とメトロノームだけ。そのなかでどれだけ漱石の世界が描けるのか?
本を読んでみたいと思いました。