きょうはちょっと…いや、かなり古い話の書き込みになります。。
今年の年末が来ると丁度50年前になりますが、
私がSLの写真撮影で年末から正月にかけて北海道に行った時の話です。
その頃はまだ東北新幹線などは通っていなくて、
在来線で青森へ、そして青函連絡船に乗り津軽海峡を渡り北海道へ……
「ああ~津軽海峡冬景色~~♪」 この歌はまだ世に出ていなかった、
発売されたのは2年後の1月1日です。
上野を発ったのが12月29日(28日の夜行だったかなあ?)
北海道に着いたのは30日だったと思います。
30日の夜は室蘭本線「栗山駅」近くの旅館に一泊
宿の風呂が故障していて入れず、歩いて5~10分くらいの所の
入浴施設に入りに行ったのを覚えています。
帰りに雪道を歩きながら濡れたタオルを振り回したら、カチンカチンになった…
翌12月31日に撮影した写真
PENTAX (撮影データ不明) 1974/12/31撮影
室蘭本線を岩見沢方向に向かう蒸気機関車
(撮影地点 ・ 栗山~栗丘間)
PENTAX (撮影データ不明) 1974/12/31撮影
室蘭本線を苫小牧・室蘭方向に向かう蒸気機関車
(撮影地点 ・ 栗丘~栗山間)
列車を待ち構えていたカメラマンの人に手を振ってくれたSLの運転士。
31日の宿泊は岩見沢に予定をしていて向かう列車は栗山発?だったか・・?
乗車の列車がSL重連ということは予め分かっていたのですが
思わぬ想定外の事が・・・
(客車を引っ張る重連は小樽~ニセコ間のC62ニセコ号が有名でしたね)
フリーイラストからのイメージ画像
この日なんと回送のSLがもう一台先頭に連結され3重連に
日本全国の客車で、3重連と言うのはあまり記憶にないですね~
駅を出発する時、迫力あったなぁ…
私の貴重な蒸気機関車3重連乗車体験になりました。
第16回レコード大賞受賞曲“襟裳岬”
この年のレコード大賞は森進一さんの「襟裳岬」
二泊目大晦日は「岩見沢駅」から歩いて5~6分くらいだったか…?
町中の旅館に宿泊でした。
夜ちょっと出かけて飲みに入ったスナックのTVでレコード大賞放送中
この年のレコード大賞に選ばれたのが「襟裳岬」
北海道のスナックでレコード大賞受賞曲「襟裳岬」を聞こうとは…
年が明けた元旦は函館本線の「深川駅」近くの宿に宿泊
次の日の早朝留萌本線に乗るためです。
2日朝の起床は5時か5時半頃ではなかったでしょうかね~
深川は本当に寒い所です。
留萌本線に乗車して向かったのは「峠下駅」
この駅で偶然にも半年くらい前だったか?福島の只見線撮影で知り合い
一緒に東京まで帰った同じ東京の人にばったり遭遇
こういう偶然ってあるんですね~
留萌本線「恵比島駅」
この画像はウィキペディアより引用
次に向かったのは「峠下駅」の一つ手前の「恵比島駅」
今年の1月1日にネット検索していて知ったことですが、この留萌本線
実は深川~石狩沼田間を残して昨年廃止されていたのですね~
留萌~増毛間はしばらく前に廃止されていたのは知っていましたが…
懐かしの「恵比島駅」今は列車が通っていません。
この画像はウィキペディアより引用
ほとんどの地図アプリを見ると石狩沼田から先の線路が消されていますが
Google地図だけはまだ地図上に路線が表示されています。
上の画像は「恵比島駅」の駅舎ですが、この建物は保存されているようです。
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気付かれたかも知れないですが、
この駅「恵比島駅」なのに「明日萌駅」(あしもええき)となっていますね、
長くなりますので興味があればこちらを確認してみてください ⤵
01月02日にこの「恵比島駅」のホームでSL撮影をしました。
スチールではなく8㎜撮影をしましたが
蒸気機関車が貨物列車の最後部にも連結され、雪がちらちら降る中
後押しをしてホームを通過するするシーンを、
自分で満足できるように撮ることができたのは最高の気分です。
フィルムは保存してありますが、映写機が故障したままで
残念ながら今では見る事ができません。
フリーイラストから引用した丁度上の画像のようなイメージです。
カラオケMVの中の「恵比島駅」
■ SONY Xperia SOV 41 SS:1/50秒 f/1.6 4.26mm ISO 125
私の知り合いに 永峰ゆう子 さんと言う方がいます。
2年前一緒にカラオケBOXに行きました。カラオケを歌う目的ではなくてです。
誤解抜きで・・ある練習のためにです。
その時にBGMで “最終電車の女” という曲をかけてくれましたが
これ彼女のオリジナル曲だったのです。
この画像を見ていて「あれっ!…?」っと思ったら
このシーンで撮影されていたのは「恵比島駅」ではないですか……
懐かしの「恵比島駅」が映し出されて嬉しくなりました。
永峰ゆう子さん= 五月晴れみどりさんとして活躍しています ⤵
きょうは昭和49年の暮れから北海道へSL撮影に出かけた話と
関連する演歌の話を書かせていただきました。
長くなってしまいましたが最後までお付き合いいただき
ありがとうございました。