香取街道~小野川沿いへ
うなぎの “長谷川” で腹ごしらえをした後は佐原の街並み歩き
すぐ先の県道55号線香取街道に出ます。
この香取街道沿いとその後向かった小野川沿いには古い木造建築が並び
有形文化財に指定された数多くの街並みが続きます。
紀の國屋商店
佐原まちぐるみ博物館22号館になっているんですね。
古い文化財の建物には右手にかけてあるような説明板があります。
読んでみると、和歌山県有田市より明治7年東京下谷に陶漆器店を開業
その後明治15年に佐原に紀伊国屋商店を開店したとのことで、
敷地奥に土蔵があり小江戸瓦(東京亀戸産)の特殊な瓦で葺かれているそうです。
へえ、私の地元下町の亀戸にそんな瓦があったんですね~。
紀の國屋前道路の反対側、古い木造建築が3棟連なっていい感じですね、
右側の2棟は甘味喫茶とセレクトショップ、奥の中庭にはギャラリーもあります。
帰りがけ町歩きの一服で立ち寄ったので後日、別にUPします。
左側は大友レコード
私の好きな演歌も当然置いてあります。店内に趣味のコレクションだって、
時間がたっぷりあれば入ったかもしれませんね。
同じ並びの30mくらい先にある福新呉服店
ここも千葉県有形文化財に指定されていて、佐原まちぐるみ博物館1号館です。
明治28年建築の店舗奥の中庭には井戸もあり、文化財の土蔵・トイレなど
一般公開されているそうです。
福新呉服店のすぐ隣が日本そばの小堀屋本店
ここも千葉県有形文化財です。創業は天明2年(1782年)ということですから
今から234年も前から続いているんですね エッ(゚Д゚≡゚Д゚)
ここにはイカ墨パスタではないですが、真っ黒いそばがメニューにあるそうです。
「黒切りそば」といって日高産昆布を使ったそばで
江戸時代からこの店に伝わっているとのこと、
今度佐原に行ったときには是非食べてみないとね。
小堀屋の2軒先にある正文堂
土蔵造りのどっしりした建物、明治13年の建築だそうです。
利根川へとつながる小野川、なんといっても佐原の一番の見所ですね。
江戸時代より水運を利用して発達した佐原
江戸優り(えどまさり)と言われるほど栄えたそうです。
この写真を撮影した橋は「忠敬橋」
佐原=伊能忠敬といわれるほど知られた、忠敬の名前が付けられた橋です。
この小野川沿いにも古い時代の面影を残す建物がたくさん並んでいます。
正面は香取街道との角にある中村屋商店(まちぐるみ博物館28号館)
中村屋商店には一枚の和紙で折った連鶴(れんづる)が飾られているそうですが
ここも外から眺めただけで中には入りませんでした。
本当に良い感じの風景です。時代劇に出てきそうな風景ですね。
実際によく映画撮影でも使われているようですよ。
川沿いの景観に柳の木がよくマッチしています。
この日土曜日の割には観光客でごった返していることはなく
ゆったりと歩くことが出来ました。
伊能忠敬旧家前が観光用和船の乗船場になっています。
乗ってみたかったのですが、今回はパスでした。
樋橋(とよはし)別名ジャージャー橋
元々は農業用水を送るためにかけられた樋で、後に人が渡るようになり
コンクリート製に、そして平成4年に今の橋に掛け直されています。
橋から水が落とされるのは30分おきです。
九州の 通潤橋 を思い出しますね~、あちらほど迫力はありませんが・・
木造版といったところでしょうか (*^o^*)
小野川沿いにはこんな木造のカフェがあります。
テレビドラマの撮影もあったようです。
こんな割烹料理店もあります。
懐石料理と神戸牛の鉄板焼き・しゃぶしゃぶの店 “千与福” です。
利用してみたい・・でも値段も高級、予算であげるのは厳しい 。(´д`lll)
次回は小野川沿い 伊能忠敬旧宅 を予定します。
今年のみかん、もう食べた?
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