今回の茨城・福島方面湯めぐりでの第一目的は福島県塙町にある 志保の湯温泉 で、
湯岐温泉 からも車で20分くらいの場所にあります。
岩の湯を出て順序からすると 和泉屋旅館 に立ち寄りしたかったのですが、立ち寄り時間が
10時から、 志保の湯温泉 も10時からなので時間つぶしをしてこちらを先に・・・
この宿は平成5年に宿泊した事があり、その時に入った湯がこんなにもつるつるの湯が
あるのか・・というくらいつるつるすべすべで、この湯にまた入ってみたいと思いながらも
再訪の機会がなかなか出来ず、ずいぶんと年月が経ってしまいました。
湯岐温泉 から県道に出て10分くらい走ると 志保の湯温泉 の案内看板が出ている
分岐地点にかかり、右方向に進みます。
やはり10分位山道を進み、この看板のある坂を左下に下った所が 志保の湯温泉 です。
平成の始めに建て直しをした木造和風建築で平屋建ての落ち着いた宿です。
いい温泉名ですね~ 志保の湯温泉 ・・・
周りを山に囲まれた一軒宿、こんなところに温泉宿があるの?と思わせるような
地元の人しか知らないであろう、隠れ湯的な温泉宿です。
上左の写真は玄関右手にある浴室棟、右の写真は建物正面にある池で、よく手入れされた
植木が配置されています。
玄関ホールですが、いたってシンプルな造りですね。
志保の湯温泉 は部屋数が5部屋だけのこじんまりした宿で宿泊料金は2名で7650円、
1名でも8640円とリーズナブル料金で宿泊出来ますよ。
立ち寄り入浴料は800円で他に客がいない場合は休憩料(800+500+入湯税150)
込みでの利用となります。立ち寄りの場合は前もって電話した方がいいですね。
通されたこの二間続きの部屋ですが、風呂上がりの休憩として利用できます。
普段は入れない女性用浴室に入ってきました。
風呂を沸かすのに、他に客がいないので女性用の小さい方の浴槽を使ったのでしょうね。
男女向かい合わせ脱衣所がある廊下突き当りに札が置いてあって、使用者別にドアに
掛けるようになっています。
女性用浴室を使っているので「男性入浴中」って感じでね。
女性用脱衣室です。上右の写真は浴室入口ドアで説明書きが貼ってあります。
源泉100%のかけ流しの湯を38℃~42℃くらいに加熱、以下云々と書いてあります。
二つある浴槽の奥の方の浴槽には一条の打たせ湯が落ちています。
源泉浴槽の方は加温していません。
打たせ湯の落ちる源泉浴槽。
もう一つ並んであるこちらの浴槽は源泉加熱した湯です。
陽が差し込んでゆらめいていますね~。
加熱した浴槽と源泉そのままの湯とを何度も出たり入ったり・・
中央の縁に両手をのせてうつ伏せ状態で浸かった腰の部分に打たせ湯が当たって気持ち
いいんですね~、もともと腰痛があるもので良い温泉治療になりました。
陽が差し込む明るいタイル貼りの浴室、
湯は無色透明のようですが、よく見るとほんの少し薄く青みがかっています。
アルカリ性単純泉pH9.8の湯は本当につるつるすべすべ、
この気持ちの良い湯に一時間も入っていました。
女性用の脱衣所から男性用の浴室に出入りできるようになっています。
女将さんにちょっと尋ねた話で、男性用浴室に男の人が入っていて女性の方から
混浴したいと言って男性からOKが出たら混浴でも構わないか?と、
ま、男性がNOという訳ないだろうし女性がそんなこという訳ないですね。
女将さん曰く、そういう例はありませんねという回答が・・
“混浴ではありません”とはっきり書いてあるのにバカな事を聞いてしまいました f(^_^;)
こちらは男性用の脱衣室と浴室への出入り口です。
男性用浴室は打たせ湯が二箇所あります。加温浴槽の方は湯が張られていませんでした。
かけ流しの源泉が洗い場の方に溢れています。
風呂から上がってしばらく女将さんと立ち話をしてました。
五年前の東日本大震災後に一時源泉が濁り、真っ白いお湯が出たそうです。
この気持ちの良いつるつるの 志保の湯温泉 お薦めです。
【 訪湯日 : 平成28年06月26日 】
過去に
【 宿泊日 : 平成05年02月27日 】
● 所在地 : 福島県東白川郡塙町大字木野反字吉沢27
● 連絡先 : 0247-43-1273
● 立寄り : 10時00分~20時00分 800円
● 塙町観光協会H P : http://hanawa-kanko.com/lodging_guide/1143
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