鳩と少女③最終回

皆さまこんにちは

いつもブログを読んで下さり

ありがとうございます

何を思いついたか……

私の頭の中の想像の世界の短編ストーリーに

お付き合いくださいませ

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◆鳩(男の子)→ポッポ王子

◆鳩(女の子)→ポッポ姫

◆少女N→→→ナターシャ

◆惑星→→→   プリズム

鳩と少女③最終回です。

(①&②)を読んでね。

『鳩と少女①』

 

『鳩と少女②』

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すぴーすぴーすぴー……………

少女ナターシャはどれくらい寝入っていたのか

目が覚めた時は既に

夕暮れ時。カラスが『カーカー』鳴いてる

ナターシャ

『……はっ！今は何時かしら？』

『あれあれ？何故私はここにいたの？』

辺りをキョロキョロ……キョロキョロ……

ナターシャ

『眠ってしまい、なんだか懐かしい場所で懐かしい人々や動物たちと楽しい時間を過ごしていたような………』

『私………今、胸がとっても温かく優しい気持ちになってるわ不思議ね』

『夢の中で、ポッポちゃんたちにも逢ったわ。だけど、人の姿をしていたの。不思議ね』

夢の中でポッポ王子は、優しい長老のお爺ちゃんの姿でした。

夢の中でポッポ姫は、優しい長老のお爺ちゃんの娘さんの姿でした。

ナターシャ

『私は夢の中のお爺ちゃん(ポッポ王子)と会話をしたの。お爺ちゃんは私に言ったわ。』

ポッポ王子(長老のお爺ちゃん(夢))

『ナターシャよ、ソナタはがんばり屋だが、少し頑固なところがある。それはいいことじゃが、今住んでる場所では、もう少し柔軟にやるのじゃ。』

ナターシャ

『お爺ちゃん……私はいろいろなものに興味があるわ。けど、まだまだ十分に私を生かしきれないの。何かに集中しちゃうと、頑張りすぎちゃう癖があるから疲れちゃうわ……』

ポッポ王子(長老)

『ナターシャよ、ソナタはまだまだ、眠ってる沢山の才能があるじゃないか。まだ新しい場所で発揮できておらん。ソナタにしか思い付かぬ発想や考え、感覚を伝えよ。必ず必要なものたちに届くであろう。諦めるでないぞ。地道な積み重ねじゃ。私はいつも、ソナタの近くにおる。』

ポッポ姫(長老の娘)

『ねぇ〜ナターシャ。アナタは、生まれつき独特な人と違う感性があるわ。アナタは無邪気に何も考えてないとき、沢山想像して、一人いつも楽しんでるじゃない。それが自分よがりじゃないわ。いつも、生きとし生きる全ての命を優しく包むような感覚よ。自信をもって追及していってごらんなさい。必ずカチッとどこかで合う時がくるわ。』

ナターシャ

『………え？わかるけど……なかなかそれを形にしたり沢山の人に伝わるまで時間も月日もかかるわよ…』

ポッポ王子

『ナターシャよ、いつも言っておろう、諦めたらそれまでじゃと。ソナタの道はまだまだこれから開くのじゃよ。諦めなければじゃ。』

ポッポ姫

『そうね。ナターシャだけじゃないわ。誰でも皆、１つキラッと光る原石を持って生まれてきてるのよ。その原石に気付いてどれくらい自分で

磨いたのか、チャレンジしたのか、それで

光る度合いは違うわ』

ポッポ王子

『そうじゃ。皆、それぞれに一粒の光る原石を胸に持って生まれておる。早く気付いて磨いたものは沢山先に輝いておる。そして、周りをも輝くようにサポートしておる。サポートというか、自然に周りが輝きに感化されただけじゃ。気付くのは自身じゃからのう。』

ふむふむ……………

ナターシャ

『わかったわ！お爺ちゃん、私、諦めずにもっと輝くわ』

ポッポ王子姫

『そうじゃ。そうじゃ。。そうよ。出来るわ』

ナターシャは、何だか内側からこみ上げる

パワーを感じた。

ポッポ王子

『誰かと一緒じゃなくてよいのじゃよ。違うから互いに刺激しあえるのじゃ。ソナタも沢山のものを刺激するのじゃ。』

ポッポ姫

『ねぇ長老、ナターシャは時間がかかっても見つけてやりとげるわ。だけど、何かに集中しすぎたりしたら疲れやすいから、力みすぎずゆるゆるとやっていって欲しいわ』

ポッポ王子

『これだけは忘れてはならぬぞ。ナターシャ。ソナタの無邪気で純粋な思いやる感覚は忘れてはならぬぞ。後は楽しむが良い。』

………………

……』( ﾟдﾟ)ﾊｯ!

ゆめから目覚めたナターシャ

夕暮れの空に向かって

『わかったからー』

大きな声で叫ぶナターシャでした。

おしまい。

皆さん読んでくれてありがとうございました