この秋、まいせるふでは、ワンコイン相談会を実施してきました。
昨年より多くの方に利用していただき、また新たな方々との出会いがありました。
予定の定員には達しましたが、今もまだお問い合わせいただいており、年内一杯まで締切を伸ばそうと思います。
相談を迷っておられる方は、どうぞこの機会にお問い合わせください。
 
 
さて、この秋には、もう一つ大切なイベントを行いました。
近くの児童発達支援の事業所さんと連携した『ことばのきょうしつ』です。


小学校入学前の子どもさんを持つ親御さんにとって、入学までに何をしておけばいいのかは、気になるところです。
「文字が読めないといけないかな?」「名前書けるようにした方がいいかな?」など、悩みはつきないかと思います。


今回の『ことばのきょうしつ』では、年長さんのクラスにお邪魔して、小学校で文字の学習をしていく前に大切にしておいてほしいことを伝えていきました。
 
 
日本語は一つの文字とその音が、1対1できちんと結びついています。それをしっかり理解することは、ひらがな文字を学ぶ時にとても大切です。
例えば、「たぬき」ということばは、「た」と「ぬ」と「き」という3つの音でできていることがわかるということです。
 
 
そんなわけで、写真のような手作り教材を作りました。
 
 

 
 
すごろくですが、サイコロはどこにもありません。
進むためにはカードをめくり、描かれた絵を見て、そのことばを構成している音だけ進みます。

この写真では「りんご」が出たので、「り」「ん」「ご」で3つ進みます。

 

 

初めての取り組み、しかもほぼ初対面のまいせるふスタッフとの遊びでしたが、

子どもたちはルールもすぐにわかり、とても楽しんでくれました。

 

 

中には、「ほし」の絵をめくり「おほしさま」、「ふく」の絵をめくり「ようちえんのふく」と、

早くコマが進むように考える感じもあったり…楽しかったです。

「もっかい(もう1回)、しよ!」という言葉もいっぱい聞かれました。

 

 

学校で文字を学ぶ前に、このような楽しい遊びを通して、文字につながることばの力を

育てていってほしいと思います。

楽しく学ぶことが、子どもたちには何より大切です。

 

 

ご協力いただいた児童発達支援事業所の先生方、ありがとうございます。

このあとも引き続き、よろしくお願いします。

 

 

親と子の相談室MYSELF(まいせるふ)