立春が過ぎたとはいえ、まだまだ寒い昨日の日曜日。
カウンセラーとしてキャリア豊富な、岩瀬佳代子先生による
『発達凸凹のこどもたちを育てる大人たちへのメッセージ』
～思春期の「問題に見える」行動の背景と回復の手立てについて考える～
のオンライン講座を無事に終えることができました。
保護者の方だけではなく、教育現場や子育て関係の支援者の方など
30名を超える方々の参加がありました。
ご参加いただいた皆さま、本当にありがとうございました。
講座の中では、発達凸凹のこどもたちがなぜストレスを感じやすいのか
また、なぜ『問題に見える』行動へと繋がりやすいのかを
沢山の資料を使いながら、脳のメカニズムなど生理学的な観点から
非常にわかりやすく語ってくださいました。
『問題に見える』行動の背景を、こどもの体の中に起こっている
反応や状態から理解することで、自ずから、どのような関わりが大切か
みえてきます。
こどもにとって、＜安心＞で＜安全＞な環境を提供することが
いかに大切なのかがわかりました。
「いっぱい頑張ってきたんだね…」
「ほんとに辛かったね…」
昨日の講演を通して、そんな言葉を心からかけてあげられる人が
こどもたちの周りに一人でも増えることができたのならば
企画した私たちとしては嬉しいです。