【17番 18番】

 

17番

4分の4拍子。4つずつ数えながら弾きます。

 

A 1小節目~4小節目 → a

  5小節目~8小節目 → a’

B 9小節目~12小節目 → b

  13小節目~16小節目 → b’

A 17小節目~20小節目 → a

  21小節目~24小節目 → a’

 

《楽譜を読んでみる》

このように1小節目から8小節目を「A」、9小節目から16小節目を「B」、17小節目から24小節目を「A」と大きく3つに分けて、それをさらにAはaとa’、Bはbとb’と分けてそれぞれ同じところ、変化しているところを明確にしておきます。

このように楽曲を分析することを「アナリーゼ」といいます。

アナリーゼをすると間違いが少なくなったり、楽譜を速く、効率よく読むことができるようになります。

また、暗譜(楽譜を見ないで演奏すること)で弾くときにも役にたちます。

初めは難しいことは分からなくても「こことここが同じ」とか「こことここが違う」とか「こことここの音の雰囲気が違う」など、自分なりに見つけてみることが大切なことだと思います。

 

《右手》

aとa’をくらべてみると前半2小節は同じです。

後半2小節はaはまだ先へ続く感じ、a’は一旦終わっています。

bとb’をくらべてみるとbは全音符で「レドファミ」、b’になるとそれが前半の2小節に2分音符になって変化して後半の2小節で「レミレミレファミレ」となって次のAへの橋渡しのようになっています。

 

《左手》

aとa’の右手と同じように前半2小節は同じ、後半の2小節が違っています。

aの後半2小節はまだ先に続く感じ、a’の後半2小節は一旦終わる形です。

bとb’は頻繁に出てくるソの音以外を見てみると、bは「ファファミミレレドド」と2回ずつ出てきているのに対して、b’になるとそれが「ファミレ」と1回ずつになりその後「ドミソ」となってbのフレーズを終わらせています。

 

《弾いてみる》

右手は一つ一つの音に力を入れないようにして、5本の指を均一にするように意識しながら各フレーズがまとまって自然な流れになって聞こえるようにスラーで弾いていきます。

左手は1の指で弾くソの音に力が入りやすいです。

そうすると頻繁に出てくるソの音だけが目立って聞こえてしまいます。

1小節目ではミとソ、3小節目ではレとソが同じくらいの音量できれいに溶け合うように弾きます。その先の小節も同じです。

風がそよそよと吹く、水がさらさらと流れるような、そんなイメージです。

15小節目の全音符は次の16小節目までのばしっぱなしにならないように、15小節目で4拍数えたら次の16小節目で「1」というのと同時に手を離すようにします。

一番最後の24小節目では右手と左手がバラバラに手を上げて終らないように、4つずつ数えた後に同時に鍵盤を上げるようにして終わります。

 

18番

4分の3拍子。3つずつ数えながら弾きます。

3拍目を無意識にのばしてしまい4拍子のように数えてしまわないように気をつけます。

 

1小節目~4小節目 → a

5小節目~8小節目 → a’

9小節目~12小節目 → b

13小節目~16小節目 →a’

 

《和音》

左手は音が縦に二つ並んで書いてあります。

これは「和音」といって、縦に書いてある二つの音を一つと考えて二つの音を同時に弾きます。

和音を弾くとそれぞれの音が混ざり合って、一つの音を弾くよりも華やかな感じになります。

 

和音を弾くときに大切なこと

① 縦に書いてある二つの音を同時に弾く。

➁ 二つの音の力加減をそろえる。

③ 鍵盤を上げるときは二つ同時に上げる。

④ 鍵盤は確実に上まで上げる。

 

《左手の練習》

3つずつ数えながら、➀~④のことに気をつけながら弾いてみます。

力を入れて弾いてしまうと二つの音がぶつかり合いきれいではありません。

二つの音がきれいに混ざり合うようにハーモニーをよく聴きながら弾くようにします。

また、和音は付点2分音符なので音の長さが短くならないように3拍の長さをよく聴いてから次の和音を弾くようにします。

 

8小節目の3拍目のドの音は注意が必要です。

よくあるのが...

ドの音の後に休符をとってしまう。

ドの音と次の小節の和音がつながってしまう

ドの音をはねてしまう。

ドの音が大きくなってしまう。

などです。

 

8小節目の左手は、4分音符で書いてある3つの音をスラーでつなぎます。

そして休符をとらないですぐに9小節目の和音の音に入ります。

このとき8小節目の3拍目のドの音と次の小節の和音はつながず、8小節目の3拍目を弾いたら息継ぎをして9小節目の和音に入ります。

そこで息継ぎをしようとしたときに焦ってしまうとドの音をはねてしまうことになります。

また、「はねないで」と思うと今度は力がはいってドの音が大きくなってしまいます。

なので、8小節目の3拍目のドの音は1、2拍目の音よりも少しだけ音量をさげるように力をぬいて1拍の長さをよく聴いてから息継ぎをして、落ち着いて次の小節に入るように心がけます。

息継ぎのときは手は鍵盤から上の方に高く上げないで、ほぼ鍵盤にさわったままの状態で鍵盤だけを上げるようにすると9小節目に余裕をもって入ることができると思います。

16小節目からリピートで9小節目に戻る時も同様にします。

 

《右手の練習》

各フレーズがまとまって聞こえるようにスラーでなめらかに弾いていきます。

4、10、12小節目の2拍目のソの音ははねて弾いてしまわないように、1拍の長さをよく聴くようにします。

8小節目の付点2分音符は3拍の長さをよく聴いてから息継ぎをして9小節目入ります。

16小節目からリピートで9小節目に戻るときも同じです。

 

《両手の練習》

両手で弾くときは片手ずつ練習したことに気をつけながら、右手のメロディーがよく聞こえるように左手の和音とのバランスをよく聴きながら弾きます。

13小節目から16小節目は右手がソロで「ドレミ」と弾いたあとに左手の音が入ってきます。

このときの左手は右手の音よりも大きくならないように、メロディーの音にハモってあげるようにするときれいです。