遺書公開  2025年 学園ミステリー


監督 英勉

脚本 鈴木おさむ


あらすじ


新学期の春、私立灰嶺学園の2年D組に、生徒24人と担任教師をあわせた全員の明確な順位を記した「序列」が届けられる。犯人がわからないまま半年が過ぎたある日、誰もが羨む人気者だった序列1位の姫山椿が、校内で謎の死を遂げる。数日後、クラスの全員に姫山から遺書が届いたことをきっかけに、彼らのドス黒い本性が次々とあぶりだされていく。


以下、感想。ネタバレを含みます。


映画観るくせにそんなに監督や脚本家をチェックしない愚かなタイプです。すみません。

このブログをつける事でその点も知って行けたら良いなと思ってます。

監督の英勉さん(名前覚えやすいので流石に覚えました)の映画監督デビューがハンサム☆スーツ。

谷原章介さん好きな私は当時映画館で観て、その後もDVD借りて観た記憶があります。

設定や映像演出が好きな作品だったなぁと思ったら脚本が鈴木おさむさんなので、同じタッグで全く違うタイプの作品を今回観ることが出来て面白かったです。

今回の遺書公開も途中で賭ケグルイみたいだなぁと思ったら、それも手掛けていたのを知ってちょっと笑いました。


池永や赤崎など、これはスタイル良いし顔も綺麗過ぎて本業は別かな?と思って見始めましたが、感情を露わにして行く赤崎の演技や、発言は少ないけど誰よりも姫川の事を知っていた池永が自分の意見を発言する大切なシーンなど引き込まれる瞬間が多く、演技も上手で素晴らしい人材だなぁと感じました。


個人的には髙石あかりさんの演技が好きです。

髙石さんのセリフになると空気が一変して教室内を支配出来る存在感がたまらないです。

正統派な役も勿論ですが、感情の箍が外れる演技は難しいし、演出によって何倍も効果的に見せられるので遺書公開の大切な『姫川の親友・凛奈役』を髙石あかりさんで観られて良かったです。


漫画は申し訳ない事にラストまで読んでないので、終わり方もスっと入ってきました。

廿日市の自分を序列下位に置きながらも、その位置ではありえない秘めた闇が知れるラストで満足です。

(序列がHRの時に発言しそうなランキングの場合はそのように振舞ってた廿日市は順当なのかも知れないけれど。その嘘も含めて小気味よかったです。)


池永くんは廿日市さんの事を好きにならないだろうから、好意をこじらせていく続きも観てみたいです。