あの人が消えた 2024年 ドラマ・サスペンス


監督 脚本 水野 格


あらすじ

「次々と人が消える」と噂されるいわくつきのマンションの担当になった配達員・丸子(高橋文哉)。

日々マンションに出入りして荷物を届ける彼は、その住人のひとり・小宮(北香那)は自身が愛読しているWEB小説の作者ではないか? と察して、密かに憧れを抱いていく。

しかしその一方で、挙動不審な住人の島崎(染谷将太)に小宮のストーカー疑惑が持ち上がり、丸子は運送会社の先輩で小説家志望の荒川(田中圭)の協力を仰ぎ、他の住人たちに聞き込みを開始。

引っ越し先を探しているという沼田(袴田吉彦)や、詮索好きのおしゃべりな女性・長谷部(坂井真紀)から「島崎の部屋に血だらけの女がいた」「血痕が付いた服を着た姿を見た」というとんでもない目撃情報を聞き、彼を危険人物と断定する丸子。

小宮を守りたい一心で部屋に単身侵入を試みるが、運悪く帰宅した島崎と鉢合わせてしまう!時を同じくして、世間を揺るがす大事件を追っていた警視庁がマンションに接近! ?一触即発の緊張感が流れ始めるなか、事態は思わぬ方向へと突き進んでいく──


以下、感想。ネタバレを含みます。


前情報無く観るのが好きなのでキャスティングが豪華で驚きました。

奇妙な噂があるマンションの住人は癖が強いので雰囲気のある役者さんは、あっという間に映画の世界に引き込んでくれるから、映画を選ぶ上では大事な要素ですよね。

今回は何も知らずに選んだので、テンション爆上がりでした。


話の展開すごく面白かったです。

前半のホラーサスペンスの雰囲気と

中盤の答え合わせはコミカルで面白くて

最終章から雰囲気がガラッと変わって

3時間くらいのボリューム感でした。

実際は104分。正気か?

そんな短い時間で起承転結からの綺麗なEDでした。


染谷将太さんのお芝居すごく好きなので

猟奇的な役も、コミカルな役も見れて最高でした。


田中圭さんのお芝居も好きだなぁ。

雰囲気が重くなり過ぎないし、他の作品を引用したセリフの言い方も流石です。



終わり方もすごく良かったー!!

丸子……。

高橋文哉さん仮面ライダーゼロワンの主人公からずっと王道で真っ直ぐな演技が素敵です。

いろんな経験をされて、いろんな役を通して、より複雑になった将来の姿も楽しみです。


中盤で巫山戯て出た『自分が死んだと気づかない幽霊が出るんです』の綺麗な再現、私は好きです。

ファンタジー過ぎず、有り得なくはない、良いラストでした。

ここまでは全年齢にオススメ出来る作品。


誰かに感謝されたくて始めた配達員の仕事で最後にとても大きな感謝を受けた彼の次の人生が最高なのは間違いありません。


EDのコミカライズも好き……!

小説家になろうが出てくる作品のラストとしてこんなに綺麗な作品はないだろうなぁ……!

オタクとしても感無量です。

異世界の登場人物のイラスト最高。

スパイ転生読みたいまである。

けど、なろう系がわからない世代には????だろうなぁと。

私も歳をとって、いろんな文化に置いてけぼりにされるかもしれないけれど、出来るだけ柔軟に吸収出来る人間になりたいです。



あの人が消えた


とてもお気に入りの作品になりました。