近所の祭りで焼きそばを買うため
ひとり屋台の行列に
並んでいた。
視線を感じると思ったら
小さな男の子だった。
前に並んでいる男性に
抱っこされていて
こちらを向いていたのだ![]()
男の子と会話もせず
静かに並んでいる年配の男性を
勝手におじいちゃんかな?
なんて思っていた。
その男性の番が来て
注文を終えると
ビニールに入っている
何かを見せながら
突然話しかけてきた![]()
突然すぎて
すぐに理解できなかったが
どうやらそれはお財布で
汗で濡れないように
ビニールに入れて
持ち歩いているということが
言いたかったらしい。
ふだんはそんなこと
しないんでしょうね![]()
それをきっかけに
お互いの焼きそばが出てくる間
交通手段とか誰と来たかとか
世間話をした。
その方
おじいちゃんではなく
お父さんだった。
『可愛いお孫さんですね
』
とか言わなくて良かった。
そして焼きそばが出てくると
お父さんと同じくらい
おとなしく待っていた男の子(3歳)が
屋台のお姉さんに
『お疲れ様です
』
と言ったのだ。
その姿に
屋台のお姉さんも
『そんな挨拶ができる子
バイトに雇いたいわ
』って![]()
一生に一度しか会わない人たちとの
素敵な時間。
好きだわぁ![]()
