アルコール依存性の診断を受ける前の話です。


どうやら父はかなり前にお酒をやめようと思ったことがあったようです。


今は依存症の症状が強く、その頃の話を詳しく聞くことはできないのですが、精神科にかかった時にお酒をやめたいという話を先生にし、その時も断酒会への参加を勧められたようです。当時社会人なりたて?大学生?でゆっくりと父親と向き合う時間をとっていなかった私はそもそもそんな事があったことすら知りませんでしたが、以前父が姉にその事を話したことがあったようです。


その時の断酒会に参加した時の父親の心情は、

・俺はこいつらとは違う。

暴力をふるうこともなければ、仕事に支障があるわけではない。

やっぱり俺は依存性ではない!


だったそうです。


結局1、2回断酒会に参加しただけで、断酒の治療はやめてしまったようです。


それを聞いた時に、私は

その時にちゃんと治療しておけば、こんなに酷くならなくて済んだのに!!

依存性って先生に相談しておいて、なんでその時にお酒やめれなかったの?!


とか今となっては、という後悔が出てきましたが、

きっとその当時はまだ私もアルコール依存性に関する勉強も足りていなかったですし、今以上にその事実を受け入れる事は難しかったと思います。

多分父は、その時には既に依存性か依存性予備軍だったんでしょう。でも依存性がどれほどやっかいな病気か、1人で孤独のなか治療していくことが相当困難な病気か、今なら分かります。


何事もタイミング。

その時に起こる事は、きっと意味があってその時にやってくる。


と思うようにしています。


来るべくして今、家族揃って治療を始めることになったんだと。