先述の通り、治療といってもただただ断酒会への参加を週に一回、2週間に一回15分のお医者さんとの面談をしているだけで、お薬はもちろん断酒の意思さえも固まらない日々が続き、私はかなりイライラしていました。
断酒会も会費が必要になりますし、通院にももちろんお金がかかります。現在金銭的にかなり厳しい状況にあったこともあり、父親がお金を払うのが嫌だから行きたくない、といいだしました。
(もちろん初回から全て治療費は姉と私で払っていたので父の財布ではないのですが、、、)
飲酒量も増えて、家族が疲弊していることもあり、もう辞めた方がいいのかな、、、
毎回行くたびに悩んでいました。
いつになったら断酒の一歩を踏み出してくれるのだろう。もう一生無理かもしれない、、、
そんなことばかり考えていた私は通院について行った時にお医者さんに聞きました。
「アルコール依存性の人が否認などを乗り越えて、断酒に踏み出すのはどういうときですか??」
お医者さんは、かなり言葉を選びながら、
「内臓等アルコールではない症状で倒れて辞めざるを得ない状況になるか、トラウマになるくらいのできごとがおこった時ですかね、正直通常の生活の中でやめよう!と思うのは相当難しいです。
りんごさんのお父さんの場合、断酒会で色んな人の話を聞くことでなにか気持ちに変化がうまれ、断酒につながってほしい、というのが私の思いです」
と言いました。
私はもうかなり焦ってましたし、そんなにゆっくりと治療を待つほどの余裕もなかったので、さらに聞きました。
私「でも相変わらず断酒会に参加している人たちの話をかなり他人事として聞いてて、俺はあいつらとは違う、暴力もふるわないし家族に迷惑かけてない、の一点張りですけど、こんな状態で断酒しようなんて思いますかね、、」
お医者さん「かなり難しいことだとは思います。でも断酒会に来続けることは決して無駄ではないのでなんとかこれからも続けてください。
またもし身体の不調で倒れることがあればすぐ入院治療に入りましょう。内科の処置もできるので。」
私はもやもやした気持ちをかかえたままその日の面接は終わりました。
やっぱり断酒なんて程遠いんだ、、
このままずーーーっといつまでたっても
辞めないんだろうな、、あぁ虚しい。
姉や母と話する時はあえて明るく前向きな
発言をするようにしてましたが、内心は毎日
こんなことばっかり考えてました。