櫻 7 | シンイ二次小説でんべのブログ

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「私…まだこの人を詳しく
知りません。でもですね・・・
好意は抱き始めていると思います。
私も結構な年になりつつあります
し、こんな有名人のお嫁さんに
なんてなれますか?
この時代っ跡継ぎがいないと
お嫁さんは家から追い出されたり
しませんか?
あの時、私達が出入りした
天門と言われている扉がいつ開く
かも分かりませんし
追い出されたら帰る家も・・・
私にはないんです。
跡継ぎが出来なくてこの人が
あちこちの女の人と交わる姿も
噂も見たくも聴きたくも
ありませんし・・・。
大丈夫でしょうか?」

「ウンス殿?某の正室に
なって頂きますれば生涯ウンス殿
以外の女人には目もくれぬ事
ここに誓う、故に何も案ずる事も
ない、ただひとつ気がかりが・・・
天に住まうご両親に二度と会えぬ
やも知れぬと言う事にもなるやも
知れませぬが…某も叔母上並びに
恐れ多い事ではありますが
王妃様も寄り添いくださいます」

叔母の正面突破の問いに
ウンスは胸の内を素直に語り
ヨンはと言うとウンスの応えに
これまた思いの丈を口にしていた。

「うふふっこれは護軍からの
プロポーズって事かしら?」

「ぷろ?・・・」

「あっ!えっと婚儀の申し込み?
って事ですが」

「・・・成る程、幸いにも
唯一の身内であります
叔母上がおります故
承認になって頂き、ウンス殿へ
求婚の申し込みをしております。
今後許嫁としてこの屋敷を
切り盛りして頂きたく
そして生涯某の側で笑顔で過ごして
頂けるようお願い申し上げます」

「なんだか・・・話が勝手に
進んでいる感じなんですが
・・・。
好意を抱き始めているのは
本心ですが、ちょっと考えても
いいですか?近々にお返事
させて頂きますから」

「そうじゃな。ウンス殿に
無理強いを強いるつもりはない
ゆっくりと考え、そして甥を
見定めてくれるとありがたい。
だがの…もしも断られたなら
甥は死に急ぐであろうの」

「そんな・・・チェ尚宮さん
私を脅してますか?」

「いやそうではないのだ。
戦の世で守るべく家族がおるのと
おらぬのでは雲泥の差があると
思うのだ。
必ずや生きて帰り家族を守ると
己に誓い、戦も乗り越えられると
言うものと私は解釈しておるだけ
ないのだ…そう聴こえてしまった
ならばすまなかった」

目の前に腰掛けるチェ尚宮に
ウンスは物怖じせず問い
チェ尚宮もそれに応えにている。
そんな中テマンがすっと現れ
王宮からの伝言をゴニョゴニョと
伝える。

「全く、番屋の役人は何を
しておる。ウダルチがでばる始末
とは」

「如何した?」

「市中で喧嘩が始まり
手が付けられない有り様で
怪我人も複数おるとの事。
叔母上?この方を頼めるか」

「案ずるな」

「怪我人なら私も行きます。
早い手当てが命を救う
一番の近道ですから!
それに貴方の邪魔はしないし
私を守ってくれるんでしょう?
止めて無駄ですよ。
これでも凄腕の医者なんだから」

「・・・私も行こう。
ヨン!先に行け」

旧暦で正月を祝う風習が
根付いているこの時代では
あったが、酒に溺れ
民をも巻き込む騒動となったのか
と、ヨンは眉を吊り上げ
市中へ駆け出して行った。
その後を追うようにウンスと
チェ尚宮も屋敷を後にするので
あった。


・・・・・

せっかくのいいムードだったのに
・・・笑。
叔母様もウンスを脅したりしちゃ
だめなんだから。

更新が中々出来ずもブログに
足を?指を?マウスを?
運んで下さり感謝しております。
本当にありがとうございます。
お察しの通り祝日も
土曜も仕事でした😅
お給料は沢山貰えて嬉しいのですが
身体がへとへとです。
錠剤効いてるのかな?
朝は起きれますが疲れは
取れていない気がします😱

まだまだコメ返しもできて
おりません。ごめんなさい。
でもちゃんと読んでいます
ありがとうございます。

ポチっとして下されば嬉しいです



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