鈴蘭  83 | シンイ二次小説でんべのブログ

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王様、王妃様としての役目に
追われる日々が続き武官や
医員としての役目が蔑ろに
成りがちな梅雨のある日
事件が起こってしまった。
李成桂が脱走したのである。
新たに民から雇い入れた牢番が
手引きしたと思われ
牢番も姿をくらましたのであった。

「王様…某の任命責任が・・・」

「チュンソク!お前を任命したのは
この俺故、任命責任はこの俺にある
お前が気にする事はないのだ」

「ですが・・・」

王となりしその身分が恨めしい
民の感情を考え、李成桂の処罰を
先伸ばしにしたのが間違いだった
のだろうか…。
元々、李成桂は異世界へ送る
つもりでいたのだ。
史実が変わる前ならば
次世代の創設者と称えられた武将
であり、己を殺める者と
ウンスがぼそぼそと呟いた事が
あったのだが、己の事は
さておき、これから起きていたかも
知れぬ実績に対して敬意を表し
極刑は避けるつもりでいたのだ。

王であるヨンの側近として
はたまたウダルチの隊長としての
二刀流をこなすチュンソク。
戦がなく平穏な時節は
ヨンの一挙手一投足を見過ごす
ことなく、日々を過ごしている。
そんなチュンソクが眉を下げ
恐縮しきりの困り顔である。

「王様に任命責任などございませぬ
某がこの命に代えましても
見つけ出して参りとうございます」

「馬鹿者!命に代えるなど
軽々しく申すでない。
あの方が耳にしたなら悲しまれる。
チュンソク…王宮内空き部屋を
すべて解放し屋根裏に人を
配置せよ。灯台下暗しやも
知れぬぞ」

人の気配に敏感であるヨンの事を
誰よりも承知していると自負する
チュンソク。
すぐさま走り出し王命を果たすべく
ウダルチの元へ急ぎ激を飛ばす。

「よいな!王命である。
抜かりなく敏速に動くのだ!」

「「はっ!」」

バタバタっと駆け出すウダルチに
苦笑いを浮かべながらも自身は
万が一があってはと
天皇、皇后となられた殿である
恭魯殿へと急ぐのであった。


・・・・・

皆様こんにちは。

誕生日の記事にたくさんの
コメント本当にありがとう
ございました。
ひとりニマニマしながら
読ませて頂きました。
嬉しかった~~。
旦那でも言わない言葉を
頂きましたよ~。
こんな婆さんでも嬉しいです。
これっと言った病気もせず
過ごしてこれた61年に両親に
感謝でした。既に他界してますが。

病を戦い過ごしておる方々
神は乗り越えられる試練しか
与える事はない!っと信じて
おります。
ゆえに諦めず乗り越えて
くださいませ。
ウザい人間関係もしかり
カリカリせずストレスをためず
スルーが一番!!私はそうして
おります。

ポチっとして下されば嬉しいです



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