鈴蘭  61 | シンイ二次小説でんべのブログ

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「ヨン君のご両親にも
報告したんだが
私達も厄介になっても
構わないか?」

「えっ?厄介い?
うっそ…もしかしてアホジも
オモニも一緒に暮らすって事?」

「そうよ。実はね…田舎の家処分
しちゃったの、六百年先の世で
ウンスを気に掛けて暮らすより
あなたの側に居たいそう思ったの。
孫だってこの手に抱きたいし
医者として頑張るあなたを応援したい
そう決めたの」

お茶を頂きながら両親の告白に
ウンスはその瞳を潤わせながら
何度も何度も頷くのである。

「もちろん、働らかせて
頂くわ。近所の商店でレジ打ちや
荷物の搬入、なんでもこいよ!」

「父上、母上様・・・ウンスも
喜んでおります故、屋敷にて
我々の帰りをお待ち頂けばよいのです
ユヌ爺様とともに、ウンスを
見守り、支えになって頂ければ
某には何の不満もありませぬ故」

「そう…ありがとう・・・ヨン君」

ヨンの本願である鉄原にも
いずれは出向いてみたい等と
あれやこれやとヨンに要望しながら
寺をあとにし、今宵の宿である
外湯があり都では名の知れた宿へと
向かう。
質素倹約がモットーであるチェ家
当主チェ・ヨンが此度は
ウンスの褒美に釣られ、椀飯振舞
といった具合である。
宿へと到着するとウンスと両親が
見慣れた男と遭遇する。

「まあ…貴方は…」

「ヨンジュンさん!!」

ヨンの面影をあちらこちらに
ちりばめ未来からの旅人である
ヨンジュンがその宿で下働きを
している様子でウンスらを出迎えた
のであった。

「ヨンジュンとな?」

「そうよ。本当にあの時は
お世話になりました。
たくさん助けてもらったし
いつもそばにいて私を守って
くれたの。
ヨン?貴方からもお礼を言って」

不機嫌極まりない顔をさせ
ながらも、ヨンはぼそぼそと
呟く。

「・・・俺の「妻」が世話を
かけた様子で忝ない」

やけに妻が強調されたように
感じるのは気のせいか。



・・・・・

皆様おはようございます。

短いですがすみません。
仕事も漸く一段落し
今週からは定時で帰れる予定です。
本当に疲れてしまいました。
昨日は一日寝てましたが
お女中はしないと・・・。

ところで同僚の家族に
コロナ陽性患者さんが出ました。
医療従事者です。
昨日同僚がPCR検査を受け
同僚とその母親は陰性、お父さんと
その妹は陽性でしたとの事。
ホッと一安心したんですが
まだ分からないんですよね。
二週間は様子を見ないといけない
らしく、同僚は正月明けまで
自宅待機のようです。
若い男の子であまり接点は
ないのですが、毎日送迎バスが
一緒なんです。
勿論マスクはしていますが
正直怖いです。
とうとう身近でコロナと言う
文字がちらつき始めこの先どうなる
のか…早くワクチンをと願うばかり
です。
皆様も十分気をつけてくださいませ。

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