ヨンと再びめぐり逢い契りを交わした
翌朝…ウンスは夢を見ていた。
『幼子よ…そなたの償いは終わりを
告げた…。生まれる事を大王様が
お許し下されたのじゃ、されどひとつ
そなたに伝えねばならぬことがある。
ゴニョゴニョゴニョゴニョを命ずる
と、大王様が仰せである。
幼子よ、そなたは恩讐(ウンス)と
名付けられると思うが
名の意味を探り出さねばならぬぞ
・・・ゆくがよい…幼子の伴侶は
すでに償いを終え下界におる。
必ずや探しだし力を合わせ大王様の
命を成し遂げるのだぞ』
魂に語り掛けるように
その声はウンスの全身をめぐる赤い
血のように、ずんずんずんっと
骨身に染みウンスの心の奥底に伝わる。
自害と言う道を選んだ者の魂は
輪廻転生にはずいぶんと長い年月…
いや、幾世に渡り懺悔の日々を
すごしそして償いを終えたなら
輪廻転生が許されるのである。
「んっ~~」
「ウンス!!」
呑気に腕を伸ばし
朝の気を吸い込もとするウンスと
かたや眉を潜め苦々しい顔をし
飛び起きるヨンであった。
「へっ?どうしたのヨン?
悪い夢でも見たの?…私はここに
居るわよ」
「・・・夢を見ていたようだ
赤子の俺がいたような…そして
償いは済んだと、大王様の命を遂行
せよと仰せであった・・・」
「えっ!もしかして同じ夢を
見ていたの…目尻のこ~~んなに
下がったすご~~く大きな
おじさんよ」
「あぁ…同じようだ」
ウンスは両手を広げ
夢に見た伝言人の姿を面白おかしく
伝わている。
「大王の命ってあまり
聞き取れなかったんだけど
ヨンは聞き取れた?」
「あぁ・・・そんな事より
ウンス?俺を誘惑しておるのか」
「へっ?・・・きゃ~~~!」
契りを交わした朝方である。
たわわに実るその胸がぷるぷるっと
左右に揺れヨンを誘惑している
ように見えるのは至極当然であり
再び組み敷かれたのは言うまでも
ないのであった。
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『幼子よ…そなたの償いは終わりを
告げた…。生まれる事を大王様が
お許し下されたのじゃ、されどひとつ
そなたに伝えねばならぬことがある。
ゴニョゴニョゴニョゴニョを命ずる
と、大王様が仰せである。
幼子よ、そなたは恩讐(ウンス)と
名付けられると思うが
名の意味を探り出さねばならぬぞ
・・・ゆくがよい…幼子の伴侶は
すでに償いを終え下界におる。
必ずや探しだし力を合わせ大王様の
命を成し遂げるのだぞ』
魂に語り掛けるように
その声はウンスの全身をめぐる赤い
血のように、ずんずんずんっと
骨身に染みウンスの心の奥底に伝わる。
自害と言う道を選んだ者の魂は
輪廻転生にはずいぶんと長い年月…
いや、幾世に渡り懺悔の日々を
すごしそして償いを終えたなら
輪廻転生が許されるのである。
「んっ~~」
「ウンス!!」
呑気に腕を伸ばし
朝の気を吸い込もとするウンスと
かたや眉を潜め苦々しい顔をし
飛び起きるヨンであった。
「へっ?どうしたのヨン?
悪い夢でも見たの?…私はここに
居るわよ」
「・・・夢を見ていたようだ
赤子の俺がいたような…そして
償いは済んだと、大王様の命を遂行
せよと仰せであった・・・」
「えっ!もしかして同じ夢を
見ていたの…目尻のこ~~んなに
下がったすご~~く大きな
おじさんよ」
「あぁ…同じようだ」
ウンスは両手を広げ
夢に見た伝言人の姿を面白おかしく
伝わている。
「大王の命ってあまり
聞き取れなかったんだけど
ヨンは聞き取れた?」
「あぁ・・・そんな事より
ウンス?俺を誘惑しておるのか」
「へっ?・・・きゃ~~~!」
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