あなたを探して 64 | シンイ二次小説でんべのブログ

シンイ二次小説でんべのブログ

シンイ二次小説を書いています



「ええ~いくらなんでもそこまで
するかしら…信じられないんですけど」

納屋に潜むウンスはまだ知らない。
長い月日…どれだけの縁談話が
あったか、女人から婚書が届けられた
こともあるのだ…生家からと
言った方が正しいのかも知れぬが…
チェ家に娘や孫を嫁がせ
王様をも操ろうと腹に一物を持つ
重臣らがほぼ占めていたのだが
大護軍であり王様の側近と言っても
過言ではないのである、そのヨンを
取り込もうと躍起になっていた
時期もあったのだ。

大護軍が長年待ちわびたとされる
女人が戻り婚儀も済ませたのだが
これからも側室話や妾話持ち掛ける
輩は後をたたぬのであろうが
ヨンがウンス以外の女人を
求めることなど皆無であるのが
己の権力だけを誇示したい輩は
それに気がつかぬのである。

「・・・皆、わたしがここにおる
いつものように振る舞うのだ
あやつが戻りウンスを探しても
おらぬを突き通すのだ…よいな?」

「は、はい…エヨン様」

使用人チョイがこくこくと
頷くと、エヨン叔母とウンスを残し
私兵の妹であるバルやディジーも
また納屋をあとにするのである。
兄ヨンジュは納屋の屋根上を陣取り
姉妹は戸口を守るのであった。

時期に屋敷へとヨンが姿を見せる。

「だ、だ、旦那様…早いお戻りで
すぐに湯浴の支度をしますので
・・・」

「ウンスが…奥がおろう?」

使用人の出迎えをそっちのけで
ヨンは辺りを見回す。
ここに居ますと
それは教える立ち回り
であると、ヨンは思ったに
ちがいない。
納屋の屋根上に私兵と戸口に姉妹が
警護しているのだから
そんなことをしなくても
ヨンならウンスの気をさずれば
すぐに見つけることはできたのだが。

「退け!」

「はっ!」

あっさりと戸口から身をかわす姉妹
屋根上からは兄が飛び降り一礼する。

戸口に手をかけ
悪戯な気を感じとると一歩後方へ
飛び跳ねるヨン。

「エヨン叔母上様…そこにおるのは
わかっております
その悪戯はお止めくだされ」

「バシッボゴッバシッ」っと
背後からふたりの叔母が
呼吸を合わせ脹ら脛や後頭部…
背中などを遠慮なくはたく。
されどその大きな背中はびくとも
しないのであった。

見当が外れた…とにかくウンスのことと
なると端が見えなくなるようであった。

「姉上様…つまないと思いませぬか?」




>>>>>
電池が持ちません…続きは明日で
お願い致します。
今朝遅刻しそうな時間に目覚め
あわてて充電するの忘れて
しまいましたヨン!すみません。


ポチっとして下されば嬉しいです




にほんブログ村 小説ブログ 韓ドラ二次小説へ
にほんブログ村