テマンの反乱 13 | シンイ二次小説でんべのブログ

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13

「俺でよいのですね?医仙…」

マンボの隠れ家を手に手を取り
飛び出した二人・・・。
チュホンを走らせ都を見渡せる
小高い丘へとたどり着いていた。
桜が咲き乱れ風が舞うと桃色の花弁が
ひらひらと二人を包んでいた。

「あの時…なぜか貴方の瞳から
目が離せなかったと思うの…
逃げるチャンスはあったのに
なんだか自分からついてきたような
気がするの…ふふふ」

「何ゆえ言わぬのです?さすれば
俺とて遠巻きに貴女を追わずに
できたものを」

「そ、そうなこと女の口から
言える訳ないじゃない!」

「そのようなものなのですね
気がついてやれずすみませぬ…」

照れたように後頭部を擦りながら
呟くヨンに対しウンスもまた
朱色に染まる頬を隠すかのように
くるりと背を向けるのである。
花弁がウンスを隠すように
散りだすと・・・。

「離しませぬ…どこへもやりませぬ
いいですね?」

その細腰に手を伸ばし
くるりと向きをかえそう呟く。

「えぇ…どこにも行かない
行きたくないわ…貴方のそばが
私の生きる術だとやっと分かったの
貴方が私の運命の人よ」

「嬉しく思います…イムジャのはじめて
の男であり最後の男でもあるのです
これで俺は無敵となりましょう…
天女を手にいれたのですから
俺の愛しいイムジャ?
俺の奥方になって頂けますね?」

「私のお守りは大変よ
頑固だし…いいの?」

「望むところです…俺とて同じと
言えます故…心根が狭く一度手に
入れた女(ひと)は決してはなしませぬ
覚悟してくだされ…クックッ」

トルベやテマンに感謝しつつ
二人は唇をあわせたのである。




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皆様こんにちは

一応二人がそんな仲になった所で
テマンの反乱はおしまいです
別館必要ですか?

読んで頂きありがとうございました

でんべ

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