テマンの反乱 1 | シンイ二次小説でんべのブログ

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違うお話を描いてしまいました(笑)
今日は本編をお休みにし
こちらをお楽しみくださいませ
ヨンの悋気爆発です。笑


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兄とも親とも慕う迂達赤隊長
チェヨンの私兵オ・テマン。
無口で感情を表に出さない男
それに業を煮やしたテマンの
反乱?である。

「お、俺…医仙様に一目惚れしました
隊長?婚儀の許しをください!」

兵舎の一室にてテマンは直立不動
隊長であるヨンを見据える。

「・・・」

「隊長!お許しを!」

「テマン?本気か?」

「は、はい!…あんな美人この地には
いません。分不相応なのは
分かっています…でもお、俺・・・
これから医仙様を押しに押して
振り向かせて見せます!」

「あん?婚儀もなにも
医仙殿とはまだそう言うことか…」

「は、はい・・・」

「あの女人がお前に振り向くとは
おもえぬが・・・」

「お、俺だってやればできます!
『誰かみたいに奥手でないから』
・・・・」

テマンはゴニョゴニョと独り言を
呟くとペコリと頭をさげ私室を
飛び出して行った。
当然そのあとをヨンが追うのは
想定ずみ・・・典医寺へまっしぐら
である。

「医仙様~!!」

「え?どうしたの?貴方は確か
隊長のそばにいつもいる…テ、テ…」

「テマンです!おれとお付き合い
ください!きっとさみしい想いは
させませんから!」

「はぃっ~?」

突然押し掛け交際を申し込まれ
ウンスは「これってドッキリ?」
と辺りをキョロキョロ見回す。

「歳が離れ過ぎてない?
テマン君にはトギとかさぁ~
若い子がお似合いだと思うけど」

「嫌です!医仙様が良いんです
俺…熟女が好みなんです」

十代半ばのテマンにすれば
ウンスの年頃の女人は熟女と見られる
のかも知れない。
その様子を盗み見ている男
トルベである。
どうやら煮え切らない隊長を
見かねテマンをだしに
二人の仲を急接近させようと
企んだのはトルベのようであった。
台本は渡され丸暗記のテマン・・・。
なかなかの出来映えとトルベは
一人納得する。

『よし…テマン!次は市井へ
お連れするんだぞ』

そうトルベは腹の底で思い
市井へと先回りするのである。
その様子をヨンもまた眺めて
いたのである。

『チッ・・・』


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