めぐり逢い永遠に(開院、出産)4 | シンイ二次小説でんべのブログ

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胎動が始まり
ファジュの成長も
日に日にウンスには
感じられていたが・・・

今日も叔母とテマンと夕食を済ませ
早めに寝室に籠ってしまった
ベットの端に腰掛けため息を
付いてしまう・・・

ねぇ・・ファジュ
今日もお父さんの帰りは遅いのね
この頃じゃ病院でも滅多に
顔も見れないの・・・

ウンスはお腹に手をあて
ファジュに聞かせていた…

お母さん・・・寂しいなんて
お父さんに
甘えちゃいけないわよね・・・
お父さんは私達の為に働いて
くれているんだもの・・はぁ・・・

カーテンを開けると
寒さのせいか
澄みきった夜空にポツンと
一番星が輝いて見えていた

ファジュ見てよ…一番星・・綺麗・・

ぼ~と星を眺めていると
目の前が霞んで
見えなくなってしまっていた

あれ…

ウンスの意思に反しての涙に
自身も驚いている
一度涙を拭いても後からあとから
涙が溢れてくる
しまいに俯き声をひそめ肩を
揺らし泣き出していた

ん?・・・

お腹に置いた手の平に
ぐにゃりと感触が伝わってきた

わかったわ・・
もう泣かないでがんばるから
ファジュ・・泣くなって言ってるのよね
そうなんでしょう
でも…できるかな・・・



ただいま・・・

深夜0時を回った頃ヨンが帰宅した

今日も遅かったんだな

コートを脱ぎネクタイを緩め
ソファーにドサッと腰をおろした

ああ…緊急OPがあったからな

ウンスは?

早くに二階に上がって行った
この頃は会話も少なくてな
テマンと今日も心配していた所だ

ん?家で話もしないのか?

そうだ…ただ黙々と
自分の為に味わって食べると言うより
ファジュに栄養を摂らせる為の
行為にしか、私にはみえていないんだが
ヨン・・・あれはマタニティーブルー
ってやつではないのか?
私は子供を生んだ経験がないから
良くわからないが・・


ん?ウンスがか・・・
そんな筈はないだろう
みんな回りに居るんだぞ

だかな…先日食堂で昼食を食べて
いたときウンスが病院でも
お前に滅多に会えないと
こぼしていた事があったんだ

なぜ早く言わないんだ・・

兎に角、早く飯を食え
そして二階に上がってやれ

ソファーから腰を上げると
テーブルに置いてある
おにぎりに手を伸ばし口に放り込み
二階に上がって行った




ヨンが寝室の扉をそっと開けると
カーテンはひらいたままで
ベットの隅で布団の上に
横たわり眠っているウンスを見つけた

ウンス・・

そう呟くと顔にかかる髪を
耳に掛けてやりそっと頬に触れると
涙の痕が月夜に照らされ写り出された

・・・ウンス・・・

ヨンは胸を鷲掴みされたように
ぎゅっと締め付けられていた…

掛け布団を一枚持ちウンスの上に
そっと掛けてやるとその横に
身体を滑り込ませ
腕をウンスの首にさしこみウンスの
身体ごと引き寄せ
ヨンは瞳を瞑ったのだった




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皆様こんにちは


地震大丈夫でしたか
私の地方は3でしたが
携帯に警報が届き
直ぐに揺れだし怖かったです

阪神淡路大震災が脳裏に
甦りました・・・

どうぞ皆様の地方も無事であります様に




































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