めぐり逢い永遠に結婚編65 | シンイ二次小説でんべのブログ

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季節は雪が溶け周りの木々の新緑が
清々しい気持ちを運んでくれる
そんな季節が訪れていた

いよいよ明日ね!

ウンスはまるで自分が
花嫁になるかのように
期待に胸膨らませ瞳を輝かせ聞いて来る


ウンス先生・・緊張して
今夜眠れないかも知れません

ウォルは顔を赤らめ俯く

ふふふ・・緊張しなくても成るように
なるし、私もそうだったから
で、何時の便なの?

朝一番の便です!
こちらを明け方4時に立ち
8時20分発の関西国際空港行きに
乗るそうです・・

あら、大変じゃない
今日は休んでも良かったのに・・
用意は出来てるの?

はい…

でも三時起き位よね
もう帰っても良いわよ

そんな訳には・・・

ウォルは眉間に皺を寄せ呟いた

良いのよ・・いつも無理を聞いて
貰ってるんだから
こんな時こそ、恩返ししなきゃね

にっこり笑って見せ
ウンスは早速ウォルを帰宅させた
無論トルベと共に!


一方では
ヨンとトルベとテマンとチャン先生が
待合室で話していた

トルベ・・明日だな

はい!チェ先生緊張してきました・・
ここがバクバク言って要るんです

トルベは自分の胸に手をあて呟いている

おや…それは大変です・・
内科医ですし診察いたしましょうか

そう言ってチャン先生が
トルベの顔を覗き込みからかう

チャン先生止めて下さいよ

と、トルベは後頭部を掻きながら
照れくさそうに呟いた

色々調べて手配は済んで要るんだよな?

それは・・バッチリ抜かりなく
済んでいます

胸を張り答える

トルベ兄・・何日行くんです?

四泊五日で、帰って来たその日は
休みを貰っているんだ
その間、テマンお前が
確り警護してくれよ

トルベはテマンの肩に
手を置き力を籠める

はい!

テマンは大きく頷き白い歯を
見せ笑っている

ちょっと待っていろ

ヨンは診察室の自身のデスクから
包み紙を持って来た
そしてトルベに渡す・・

なんですかこれは?

立ち上がり包み紙を受け取りながら呟く

餞別みたいなもんだ、その時に開けろ
今は絶対開けるなよ!

その時とは・・・

トルベは不思議そうに
首を傾げながらヨンを見つめる

だがら・・その時はその時だ
バシッ!
テマンも居るんだ…皆まで言わすな

痛!!

トルベは後頭部を押さえ口を尖らせ
少しヨンを睨んでみる

ヨン・・ウォルは今から帰すから
明日三時起きだから・・
トルベさんも一緒に帰したらどうかしら

ウンスの話を聞いていたヨンは
トルベの顔を見て話す

トルベお前も帰れ

え、良いんですか・・・帰っても…

あ・・構わない二人で帰れ
そして楽しんで来い

ヨンは口端を上げ含み笑いを浮かべる
ウォルが帰り支度を終え
待合室に顔を出した

ヨンとウンスの計らいで
二人仲良く帰って行った…



翌朝四時少し前にウォルの実家に着き
両親に見送られ
仁川国際空港へ高速を飛ばす

やっと夫婦になれるな

車中照れくさそうにトルベは呟く

・・・・・・はい・・・

そんな会話に成らない会話を繰り返し
車は空港へ到着した
自動チェックイン購入機で
チケットを買い、手荷物を預け
出国手続きを済ませ
トルベとウォルは関西国際空港へ向け
機上の人となったのである







































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