めぐり逢い永遠に結婚編60 | シンイ二次小説でんべのブログ

シンイ二次小説でんべのブログ

シンイ二次小説を書いています

真っ赤に成りながらトルベもチュソクも一歩も譲る気はなさそうだ

二人とも頑張って~

ウンスら女性陣は
どちらとも言えない応援をしている

うっん!なぁ…トルベ・・覚えのない
美人が居るな

あ…んんっんそれがどうしたんだ・・

二人の拳には力が籠る

俺が恋人にしても…うっん!

何!!俺の婚約者・・

うっん…どうだ~!俺の勝ちだ

チュソクは両手を上げ
片手でガッツをして見せた

チュソクお前…卑怯な手を・・

眉を上げ口を尖らせ捲し立てる

勝てば良いのさ…ふぅ

チュソクは大きく息を吐く…

で、婚約者って?

そうなんだ!

トルベは後頭部をかきながら
皆に報告をする・・

今日結納を済ませて来たんだ
式は新婚旅行先の京都でするけど
披露宴をこちらでするから
みんな是非参加してくれ

パチパチパチパチ
一斉に拍手喝采がおこる

トルベ…おめでとう!
お前がな~あのお前が・・・

チュンソクが感慨深げに
一人事を呟く・・

隊長・・今も昔も一途ですよ…俺は・・
余計な事は・・・

トルベはチラッとウォルの顔を色を
伺い、チュンソクに釘を差す

で、四月なんだ・・
そして披露宴の媒酌人を
上護軍と医仙に頼みたいんですが・・
お願い出来ませんか

トルベはヨンとウンスに
頭を下げ、上目遣いに
二人の顔色を伺っていた

俺らか・・

ヨンは瞳を見開き驚いている

当たりまえです…他に誰がいますか

無言でウンスに眼差しを向ける

ふふ…やって差し上げましょうよ
めでたい事なんだから・・

ふぅ・・・
分かった、媒酌人をやろう

ありがとうございます

ウォルもトルベと並び深々と
頭を下げた・・


くそ・・・トルベに先越された~

チュソクは肉を食らい
ビールで流し込むとヨンの前に行く

上護軍是非お相手を・・

良し、やるか…

一人ずつ来い!

卓の片側にヨンはどかりと座り
手首を回している

トクマンお前からだ

え、俺・・・

トクマンは自分を指差し呟く

俺まだ死にたくないけど・・

しぶしぶ立ち上がり
ヨンの向かいに座り確り拳を合わせる

チュンソク審判をしろ

はっ!

チュンソクは立ち上がり二人の側へ

こら、トクマン拳を真っ直ぐしろ
反則するな…

でも…反則でもしない限り上護軍に
勝てる筈がないですよ、隊長・・

トクマンは眉を八の字下げ
隊長を見ている

トクマン、良いぞ…それで

ヨンは口端を上げニヤリと笑って見せる

いやだ…上護軍のこの顔怖い・・

ぼやくな・・行くぞ

二人の拳の上に
チュンソクの手のひらが覆う

レディーゴー!

トクマンは一気に赤くなる
反対に涼しい顔のヨン・・・

それで全力か?

ん…ん・・・

頭から湯気が出そうな位力んでいる

止めとけ!血管が切れるぞ・・

ヨンはそう呟くと一気に片をつけた




















にほんブログ村 小説ブログ 韓ドラ二次小説へ
にほんブログ村