めぐり逢い永遠に結婚編52 | シンイ二次小説でんべのブログ

シンイ二次小説でんべのブログ

シンイ二次小説を書いています

テマン…お休み・・・

夕食も終わりソファーに凭れ
リビングで寛いでいる

ねぇ…寒くない

多分外は雪でしょう・・
匂いを感じる…

医学書に目を通しながら
ポツポツと話す

え?雪の匂い?

ウンスは首を傾げて
ヨンに問う仕草を見せている

ウンスはまだそこまでは無理か・・

何よ…馬鹿にしてる?

腕を組みヨンを横目で睨むと
突然立ち上がり窓を開けた

本当だ・・・真っ白よ
ヨン凄い…当てちゃったわよ
根雪になりそうね

あ…寒い

身震いをしてし出す

ふぅ…ふぅ…

医学書を閉じウンスを座らせ
ウンスの両手を自分の手で息を吹き掛け
温めてやる

湯に浸かろうか…ん?

大丈夫よ、これ位・・でもありがとう



>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>


トルベはウォルの実家に招かれていた

さぁ飲んでくれ

ウォルの父は上機嫌の様だ…

はい…お義父さん・・・

春には結婚だな…
その前にチャレ(先祖を供養する行事)が
有るだろう

はい…

チャレはこの国の人間なら
誰でも
大切にしている行事の一つなんだ
身内がほとんど集まる

はい…

ウォルを連れて行ってくれるよな?
式はまだだが婚約者なんだから…

勿論連れて行きます

トルベは胸を張る

そ、そうか良かった
ついでにな、アン家もアピールして
おいてくれ・・・

お父さん!止めて!

ウォルは椅子から立ち上がり
怒りを露にしている

ウォル…落ち着いて

トルベはウォルの腕を引っ張り
無理やり座らせる

だって・・・

いつも家の事ばかりで
ごめんなさい、トルベさん

黙って首を左右に振る

お義父さん
チャレの行事には無論ウォルさんは
連れて行きます…
その後にうちの両親が
こちらに出向き簡単な結納を
行いたいと言っておりました
ご都合はどうでしょう?

トルベは胸を張り真正面から
お義父の瞳を見据え話す

おっ!そうか…ご両親が来て下さるのか

当たり前です…嫁に貰うのですから

トルベはテーブルの下で
ウォルの手を
ぎゅっと握りしめた
嬉しさでウォルの頬が桜色に変わる

ん?何故ウォルは頬が赤いんだ

風邪か?気を付けろ

・・・・・・・

テーブルの下の出来事には
全く気付かない父の言葉に
顔を見合せ
苦笑いするしかない二人だった…












にほんブログ村 小説ブログ 韓ドラ二次小説へ
にほんブログ村