めぐり逢い永遠に結婚編47 | シンイ二次小説でんべのブログ

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トクマンが来てから数日後
チュンソクが強ばった様子を見せながら
面接に来ていた…
まだ正式に募集は掛けてはいないが
コン会長の計らいであった

チェ先生ご無沙汰しております
ぺ・チュンソクです
面接に寄らせて貰いました

チュンソク先生どうぞ
まぁ…そう固く成らず
右手と右足一緒に動いてますよ…

プッ…クスクス

ウンスの言葉にウォルが吹き出した
診療所の休憩室に向かうヨン、ウンス、
チュンソクの後ろ姿を眺め胸の内で
隊長と・・・懐かしく思うトルベ

どうぞ…お掛け下さい

ウンスが手の平を広げて椅子を指す

はい・・・

カチコチに塊ながら椅子に腰掛け
3ウェイブリーフケースから
履歴書と
職務経歴書をヨンに差し出した

拝見します…

履歴書と職務経歴書を閉じ
ヨンはチュンソクを見据え改めて問う

チュンソク先生、結婚式の時考えて見ろと聞いたのを覚えて居ますか?
これだけのキャリアを棒に振るかも
知れないんですよ…
それでもこんな田舎に来ますか…
それにキャリアアップが出来る確約は
出来ませんが・・・

はぁ・・・
あの・・キャリアは望みません
上手く表現出来ませんが
此処がチェヨン先生の側に居るのが
俺の義務だと言って居るみたいなんです

チュンソクは己の胸を叩きながら
ヨンを見つめた…

何度も否定して此処から追い出そうと
しましたが、どうも上手く出来ず…
自分でも不思議なんですが・・・

チュンソクは困った様に
後頭部を掻いている

黙って聞いていたヨン

チュンソク先生・・チュンソクの此処に
どうして俺が居るのか、それは俺にも
分かりませんが、自分で意味を探すことです・・・

??
意味が有るのか・・・

ヨンの謎過ぎた問いに
首を傾げるしかないチュンソク


扉の向こうで立ち聞きしている
トルベは溜まらず休憩室のドアを開けた

隊長・・・

トルベ!

は!

トルベはもっとふってくれと願う

上護軍…

わざと蹴られる言葉を吐く
ふとヨンがトルベに顔を向けると
尻を突きだしヨンに向けて
ウィングをしているかに見えた

はぁ・・

深いため息を付くとヨンは
立ち上がりトルベの側まで行き
肩を掴み力を込める

い、痛い、チェ先生痛いです

トルベ、良く聞け!
無理やりそうさせても意味がないと
俺は思う、己の力で自然に・・
それで良いんだ…

分かりました・・

トルベはしゅんと肩を落とし
休憩室から出て行った…

チェ先生今の方は先生方の結婚式の時に警備やら司会やら雑用をしていた
確か…名前は…トルベさん?でしたよね
俺の事を隊長と?
隊長とはなんでしょうか…

チュンソクは身を乗り出し聞いている

良いんだ、気にしないで欲しい

でもトクマン先生も数日前から
俺の事を隊長と呼ぶんです
俺には意味が分からず…

トクマン先生は他に何か言ってましたか

はぁサン何とか、とか、う何とか…
全く意味がのみ込めずにいました
頭を殴られたらせいかと精査しましたが
異常は見られず…はい・・

・・彼奴・・・・
余計な事を…

はあ…?何かご存知でしょうか

いや、何も知りません…

兎に角どうされます?
来年の十一月完成予定ですが
来られる気持ちがおありなら
採用とさせて貰います!

必ず来ます、私の専門は心臓外科に
成ります、是非これからも宜しく
お願いします

チュンソクは立ち上がり
ヨンに握手を求め右手を差し出した
硬い握手を交わす

ではこの節は宜しくお願いします

と言い残しチュンソクは帰って行った





 











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