めぐり逢い永遠に結婚編46 | シンイ二次小説でんべのブログ

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まぁ・・座れ

はい…失礼します

診療所の休憩室でヨンと
トクマンは向かい合う

上護軍・・・

トクマン その呼び名はもうやめろ
俺はもう上護軍ではない
ただのチェ・ヨンだからな
それにウンスも医仙ではない…
二度と口に出すな…

分かりました…
では、何とお呼びすれば…

チェ先生、ユ先生でいい

ではチェ先生・・
キ・チョルを見ました
彼奴が生まれ変わっています
ソウルの病院から帰宅するため・・・

トクマンは昨夜の出来事を包み隠さず
ヨンに報告していた…

彼奴は追われる身
何れ俺がケジメを付ける

多少ならこの俺も…

トクマン、お前は頭を殴られ記憶が
蘇ったんだな
殴られどうも無かったのか

はい…大丈夫だと思います
気を失っている時、途中で起こされ
普通に自分で電車で帰れましたから…

病院には行ったのか?

いえ、まだです
先にこちらに来ましたから

どれ見せてみろ

ヨンは立ち上がりトクマンの頭部を見る
あちこち触れているが見る限り
異常はなさそうだ…が

うちにはCTもMRIもないから
帰ったら必ず検査は受けろいいな…


分かりました…

トクマン君久しぶりね…ふふ
思い出したようね
まぁ熱いお茶をどうぞ・・・

ユ先生・・

トクマンはじ~んと鼻の奥が
痺れる程熱い涙が溢れてきた…

泣く奴があるか

そう言うとトクマンの肩に手を置き
その手に力を込めた

なんだか皆が集まるのね
ヨンが慕われて来た証だわ
有る意味羨ましい…ふふ

ウンスは何かを思いだした

あ!
トクマン君もう一人
合わせたい人がいるのよ

先生どうぞ

トクマン君・・

チャン先生が微笑みながら
休憩室に入ってきた…

チャン先生!

バタン!
トクマンは急に立ち上がった為
座っていた椅子が倒れた

落ち着け・・トクマン

ウンスが倒れた椅子を直し
ヨンはトクマンを落ち着かせる

チェ先生、俺此処に来たら駄目ですか

トクマンは捨てられた子猫のような
眼差しをヨンに向けた

駄目だ、お前はまだ研修医なんだから
二年は今の病院に居ないとな
来年の冬には光州総合病院が開院する
お前は再来年の春に来るならこい
俺が一から仕込んでやる

はっ!必ず来ます…
でも、もしその前にキ・チョルと
何か有れば声を掛けて下さい
次はドジは踏みません
ソウルでは気を付けて見て歩きます

トクマンは胸を張り答えた

トクマンは帰り際ウォルとトルベが
仲良く過ごしているのを見つける

ウォルさん・・
へ?トルベと?そんな~
こいつの前世は・・・

パコッ・・バシッ

余計な事は言うな!
俺が頭を叩くのに苦労するのは
今もあの時代もお前だけだ…

痛・・

トクマンは頭を擦りながら呟いた

チェ先生痛いですよ

そうよ、ヨン 頭は駄目よ
そうね~足を蹴るなら良いかも…

プッハハハ
テマンが溜まらず吹き出した

テマン!覚えいろ…

テマンを睨み、ヨンと熱い握手を
交わし、ヨンに深々とお辞儀をし
トクマンは帰って行った・・・

















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