楽しい一時を過ごした…
トルベはウォルの監視が厳しく
裸になる事はなかった
会長が
さぁそろそろ皆さん失礼しましょうか
そうですか・・
遠い所をありがとうございました
ウンスはコン会長と挨拶を交わす
ミンが電話で秘書を呼んだ…
あれ 秘書ってノグクさんじゃ？
いえ…今は花嫁修業をしておりますから
あら…そうですか・・ふふ
ノグクさんならやり通せるわ
頑張って下さい・・
秘書が到着した様子
お邪魔致します
若様の秘書をしております
アン・ドチと申します
えぇ～～あ！失礼しました
ウンス！！
余りの大声に驚き玄関までヨンが
飛んで来た・・
腕を引っ張り背に庇う
おっ・・
ヨンも思わず絶句してしまう
失礼しました、妻が大声を出したもので
ヨンもばつが悪い・・
じゃお気を付けてお帰り下さい
また会おう・・
叔母様お泊まりになっては？
いや今日も両親の所に・・・
そうよ、ウンス叔母様と
たくさん話が有るの
邪魔しないでよ…ふふ
じゃトルベさん私たちも、そろそろ
失礼致しましょう
チャン先生が立ち上がる
明日から診療所で宜しくお願いします
あぁ…宜しく
ぞろぞろと皆帰りテマンも
じゃ俺も部屋に帰ります
お休みなさい
あぁ…お休み・・
静寂が訪れた・・・
はぁ～疲れた
二人はソファーに腰かける
チャン先生も来てくれたし
明日から少しは楽かしら
ヨンの肩に凭れウンスが呟く
だって今までオールマイティーで
診察してたのよ
専門医が来たら楽よね ふふ
ヨンの肩に凭れふとヨンを見上げると
口端が少し上がって笑った様に見える
医者が楽な道を喜んでどうする
俺らは常日頃から勉強なんだぞ…
そうね…お風呂に浸かりたい気分
溜めようか？
あぁ・・
ウンスはお風呂場へ
ヨンは明日の準備に取り掛かる
何してるの？
ヨンはネットで何かを購入していた
え？何か買ったの
椅子に腰かけている
ヨンの背後からふわりと首に腕を回す
あ…何でもない
何・・秘密なの…
あ・・秘密・・・
そう言うとウンスの頭を撫でる
さぁ 風呂にしよう
ヨン 待ってよ！一緒に
入るから…ふふ
身体を洗い終え湯船に
ゆっくり浸かる…
トルベさん達は部屋はどうするのかな…
アパートは狭いわよ
それは二人が考える問題だから
俺らがちょっかい出せない
まぁ初めは狭くても楽しいもんだ…
上がるか？
そうね、のぼせちゃうわ
ﾌｫ～ﾎｯﾎｯ
聞いた事のある声が脱衣場から
聞こえて来る…
ヨンは湯船から飛び出し風呂場のドアが
開かない様に内側から
必死に押さえている
そんな事をしても無駄じゃ
わしはどこへでも自由に
出入り出来るでな ﾌｫ～ﾎｯﾎｯ
何の用だ！風呂の時間を狙って
ウンスの身体を覗こうと思って来たのか
失礼じゃのぉ～…楽しい気を感じての
寄ったまでじゃ・・
勘違いするでないわ…
とても楽しい気であった・・・
お前達は幸せか…
後悔はしてないのかのぉ～
次の世も一緒なんじゃぞ
後悔などしてない
兎に角早く帰れ…
ウンスがのぼせてしまう
のぼせる？わしが手を貸すぞ
断る…
ケチ臭いのぉ～
見ても減るもんでもなかろうに
まぁ…良い、また寄るでな
ﾌｫ～ﾎｯﾎｯ
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