めぐり逢い永遠に結婚編33 | シンイ二次小説でんべのブログ

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もう、大丈夫だ

ヨンの顔色も戻っている

良かった・・・

トルベが事情聴取受けて要るんだろう
俺も受けて来る

うん 分かった

ウンスの手を取り瞳を合わせ
ぎゅっと握ると
トルベがいる部屋へ向かう


先生…大丈夫なんですか?

あぁしっかり休んだから
もう大丈夫、迷惑掛けたな


それは良かった
ではトルベさんは
お戻り下さって宜しいです

静かにヨンと目線を合わせ頷くと
部屋を出て行く


先ずはお名前を

チェ・ヨン29歳住所は○○○○○○
それで俺に何を聞きたい?

なんで絡まれたかは、トルベさんが
話してくれましたが
貴方にも同じ事を尋ねたいと思います


分かる訳がない!
チンピラのボスに聞けば宜しいのでは

ヨンは警衛を見つめ
瞳は決して外さないでいる


あ、あのですね
そんなに睨まなくても・・

警衛は躊躇してしまう

いや、いつもこんな感じなんです

それでは貴方が宙を浮いて走ったと
観衆の証言が有りますが
それについてはどうですか?

ふぅ…馬鹿げた事を
人間が宙に浮けるとでも本気で
思って居るのか?
貴方はそんな人間を目撃した事は
有りますか
俺は人より少し速く走れるだけですが
それに事件とこの話は関係がない
お引き取り願います!

ヨンは語尾を強め立ち上がると
部屋の扉を開けた  

わ、分かりました、帰ります

待合室の前を通り、皆に睨まれながら
警衛は帰って行った

ふぅ…一気に息を吐くと
ウンスの待つ待合室へと戻る


ヨン 内功の事聞かれた?
上手く誤魔化せたのかしら
あ…問題ない、普通あり得ない話だから
人より速く走れるだけと言い切った


チェ・ヨン殿・・

チャンビンは立ち上がり
握手を求めた
硬い無言の握手が交わされる


此処がチャン先生の病院ですか

一応そうです

チェ・ヨン殿の噂は
私の耳にも届いておりました
ですが、あの時代のそして
私の知っている同じ方なのかは
自信が御座いませんでしたから・・

チャンビンは口元を
片手で隠しながら微笑んでいる

で、お二人はもはやご結婚されて
いるのですか?

ヨンが頷く  
ウンスも少し照れたように
俯き加減で頷いていた


縁はこの時代も健在でしたか
それは残念です
もしも同じ時代に生まれ落ち
めぐり会う事が有れば
アプローチをしてみるつもりで
居たものを・・


ヨンの眉間に皺がより
片方の眉がピクリと動いた

いくら友でも聞き捨てならない
冗談は止めて貰う

ふふふ…
相変わらずウンス先生しか見えて
おられないんですね

煩い  余計な事だ!

プッハハ
トルベとテマンが堪らず吹き出した


お前達・・・

ヨンが睨むとしゅんとし、笑いを
無理やり収めた

所で今日は災難でしたね

本当に…急に誰かの視線を感じたのよ
そしたらあの人達に
囲まれてしまったの…

折角久しぶりソウルに出て来て
ショッピングやお弁当食べて
楽しんで帰ろうとしてたのに

俺らもスーツを買うつもりで
出て来たら・・・


スーツ?

チャンビンが問いかける

ウォルの両親にご挨拶に行く為に…









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