■5/18(月)
児童館に着くと
何やら違う雰囲気
どうやら今日は
小学生向けの交通安全の説明会セミナー的な催しがあり
警察の方が数人と
朝日新聞の記者
更にはNHKのカメラまであった
いつもふざけ倒している子供たちも
今日は少し緊張気味
驚いたのは
NHKのスタッフが「インタビュー受けたい人はいますか?」と
子供たちに呼びかける
はいはいはい!と皆が騒ぐと思いきや
立候補者は一人もいない
自分が小学生の時は
間違いなくマイクの奪い合いになったはずやのに
これには正直驚いた
ゆとり教育とか
モンスターペアレントとか
子供を取り巻く環境は変わり
子供の気質も変わっている
・・・
地元では
インフルエンザの感染者が次々と見つかり
マスクが売り切れて買えない状況らしい
それなら、と
こっちで買って送ってあげようと思い
ドラッグストアに寄ってみて気付く
福井でもマスクは売り切れている
自分も気を付けよう
・・・
■5/19(火)
8:30頃に研究室入り
講義資料のコピーを済ませた後
いなかもん学校の文書を作成
その後、朝日新聞の世論調査のバイトへ
各自治体の役場に出向き
有権者名簿の中から
指定された計算式に従って
指定された人数を
ランダムに抽出する
抽出された方に対するインタビューをまとめたものが
いわゆる『世論』として紙面に掲載される
今回はその前段階、対象者の抽出作業で
永平寺町の役場へ行った
もともと小さな自治体で、有権者数も少なく
一時間弱で作業は終了
時給制なので
もっと時間かけてもよかったかもしれんけど
最近はそれどころではない
バイトなぞ
せずに済むなら
したくない
できる限りを
読書に充てたい
…無駄に短歌調になった
・・・
作業終了後は
研究室に戻り読書
進士五十八『「農」の時代』
これは前々からじっくり読みたかった本で
自分が池田町に向かう理由を一層濃くした一冊
『農』は人間が生存するために必要な
衣・食・住の全てを含む
極めて重要な概念
農業:agriculture
culture、つまり文化
人の歴史そのもの
・・・
土地利用の特化・単純化によって
個性が没された都市が多い中
農村の多様性・多層性からくるそれぞれの地域色は
ひときわ輝いて見える
農業は単なる産業ではない
環境であり文化なのだと思い知る
国の自給率の低下や
食の安全性
そういった観点から
農業は再び注目されつつある
しかし農業に携わる人間はまだ少ない
農業は重要だと
心のレベルで分かっていても
収入や手間、そういった現実的なレベルでは分かっていない
分かろうとしていない
かく言う自分も
行動で表現できない位置にいる
「20世紀は『農村の都市化』の時代だった。
21世紀は『都市の農村化』の時代でなければならない。」
もうこの言葉に
全てが集約されている
この本は研究室の蔵書で
教授に薦められた一冊やねんけど
お金に余裕ができたら
絶対自分用に買おうと思う
・・・
続いて
後藤春彦『まちづくりオーラルヒストリー』
地域を生命体に見立てたとする
その中にある
脈々と受け継がれてきた遺伝子
これを『地域遺伝子』と定義して
まちづくりのヒントにする
さて地域遺伝子はどこにあるのか
それは住民の心の中
地域に住む一人ひとりの経験、思い出、記憶
その集合体が
地域の記憶、言うなれば『コミュニティ史』になる
そこからまちの進むべき方向を
コミュニティ史を構成する住民自身で明らかにしていく
『新・内発的まちづくり』と表現されていたこの手法は
『役に立つ過去』を活かし『懐かしい未来』を描く手法
・・・
何かにつけて
本来あるべき姿を
過去の情報から探るというのは
色んな分野でよくあるやり方やけど
『まちづくりオーラル・ヒストリー』は
そのソースが人の心の中にある
記憶の中の映像や音
前の日記に書いたサウンドスケープも
きっと無関係じゃないと思う
そういった意味を踏まえての
『懐かしい未来』という描写
この表現がとても印象に残った
もし許される時間があれば
池田町のオーラル・ヒストリーも調べてみたい
・・・
穂村弘『にょっ記』
日記のようなエッセイのような
現実のような妄想のような
不思議な本やった
穂村弘の本はまだ2冊残っているので
読み倒して
浸ってみようかなと思う
・・・
久しぶりにゆっくり本が読めた
本で溢れかえった8畳半の部屋
未読分はまだまだ残っている
上手に時間を使いたい