サザエさん-面白い落ち(137)
あれ!この人どこかで見たことがあるぞ!
朝日文庫版28巻〔66頁〕・昭和39年
『ある家です。部屋の中に座り込んで、何処かで見たことがある顔のオジサンがタバコをのんでいます。太った奥さんがやって来て、「あんたイソノさんでおねがいしますって」と言いました』
『何処かで見たような顔のオジサンは、立ち上がり、「ちかごろほうぼうで頼まれる」と言いながら玄関を出て行きました』
『何処かで見たような顔のオジサンは、礒野さん家のお座敷に座っています。そこへサザエさんのおかあさんが、左手でカツオ君の手を、右手でワカメちゃんの手を掴み、引っ張ってきました。オジサンは、怪訝な顔をして三人を見ています』
『何処かで見たような顔のオジサンは、前に座らされたカツオ君とワカメちゃんに、自分の頬を引っ張って見せて、「おじさんは小さいときから、ワッペンばっかりあっめてて、とうとうこんな顔になっちまったの」と言っています。カツオ君は、呆れて見ています。ワカメちゃんは少し震えています』
カツオ君とワカメちゃんは、何をしてお母さんに叱られたのでしょう。
当時、子供が集めたがっていたワッペンがあったのでしょうか?
夢中になって集めているので「駄目よ」と叱っているのでしょう。
今、孫たちが、妖怪ウオッチのメダルを集めています。
発売日には、スパーに朝早くから並び買っているようです。
既に、沢山のメダルをそれぞれ持って、見せ合っています。
多分、お母さんは、カツオ君とワカメちゃんが
「ワッペンを買って」
と無駄遣いするので、
「そんなことをすると、こんなことになるよ」
と、見せしめのため何処かで見たような顔のオジサンにお願いしたのでしょう。
しかし、そんなことはどうでもいいのです。
可笑しいのは、オジサンの何処かで見たような顔です。
ワッペンの様な角ばった形です。
鼻の下にチョコンとあるチョビ髭も可笑しいが、たいしたことではありません。
可笑しいのは、将棋の駒のように角ばった顔です。
何処かで見たような顔、その角ばった顔、それは現副総理の麻生太郎さんの顔にそっくりでした。
ダダ、口は斜めになっていません。
しかし、この何処かで見たような顔は、麻生太郎さんそのものです。
ただそれだけなのに、何だか可笑しい。
何故か判りませんが、ギャングの親分の様に気取っている麻生副総理は、可笑しくて仕方ありません。
この何処かで見たようなオジサンの顔は、その角ばった顔は、現麻生副総理の顔とそっくりで、笑わせてくれました。