サザエさん―喧嘩(15)
安倍総理の真似は、止めましょう。
朝日文庫版41巻〔134頁〕・昭和45年
『髪をアップにして後頭部の上で束ねた、どう見てもオバサンにしか見えないオバサンが、コタツの板の上にトランプを並べ遊んでいます』
『そこへ旦那さんが会社から帰って来ました。直ぐに夫婦喧嘩が始まりました。旦那さんが、「メシのしたくもしないでトランプあそびか」と顔をゆがめて文句を言うと、オバサンは、「佐藤首相だってトランプ占いやるワヨ」と怖い顔をして言い返しています』
『旦那さんは、頭にきたのか、オバサンの顔に「パチーン」と大きな音がでるほど強く殴りました。オバサンは、目から火花を飛ばして倒れました』
『丁度その時、夫婦喧嘩をしている家の窓の外を買い物帰りのサザエさんが通りかかりました。家の中から旦那の「サトウ首相だってなぐったぞ!」と怒鳴る声が聞こえてきました。それを聞いたサザエさんは、「せいじしょくゆたかなケンカね」とあきれています』
旦那さんの怒りようから、大変な夫婦喧嘩が始まりました。
この夫婦げんかで、元佐藤総理が出てきます。オバサンが「佐藤首相だってトランプ占いやるワヨ」と言うと、旦那が「サトウ首相だってなぐったぞ!」と言っています。
何だ!これはと、「佐藤首相だってトランプ占いやるワヨ」を調べてみました。判りません。次に「サトウ首相だってなぐったぞ!」を調べてみたら判りました。Wikipediaによると、「彼は、癇癪持ちで、じっと我慢は苦手だったという。発話がドモリぎみということもあり、腹をたてると口より先に手が出ることが多かった。手が早いといっても殴ることは少なく、テーブルをたたいて怒りの言葉を発したという。寛子夫人が週刊誌の対談で「私は若い頃主人に殴られたことがある」と洩らしたことから、訪米の際、米誌に「ワイフ・ビーター(妻を殴る男)」として紹介されたことがある。」のだそうです。
この米誌に紹介された「妻を殴る男」を、この旦那が実践し、総理もやるから、俺もやると殴りつけたのでしょうということのようです。
佐藤元総理は、安倍総理の大叔父だそうで、まさか、安倍総理が、副総理の妹さんを殴ることはないでしょうが、「発話がドモリぎみということもあり、腹をたてると口より先に手が出ることが多かった」というところは気になりますね。多分、自分勝手な性格とドモリ気味なお喋りが似ているかもしれません。つまらぬことを見てしまいました。
「総理もやるから、俺もやる」と真似していると、人の言うことを聞かない人間になってしまいますよ!止めましょう!!