語りたいことは無数にあって書ききれない。絞って絞って話します。
ソフトボールはとにかくエモかった。
何しろ13年ぶりの競技復帰で、13年前の日米エースがまだ続けていて、直接対決するんだから。
そして今回限りの開催で、また無くなるんだから。
日本は当然連覇を目指すし、アメリカだって雪辱を果たすチャンスを13年待ったのだから。
上野投手は鉄人。その一言に尽きる。
チーム最年少の後藤投手を見てると、なでしこW杯優勝の時の川澄選手を思い出した。
今回のシンデレラガールだわ。
結果だけを見たら2-0で日本が完封した事になるけど、
内容的には本当にどっちが勝っててもおかしくない試合だった。
聞くところによると、日本のソフトボールが盛り上がって強くなったのは、
アボット投手をはじめ、アメリカの選手が日本のチームで活躍した影響が大きいと。
日本チームと同じくらいの敬意を、アメリカのソフトチームにも感じたわ。
卓球は全員がメダルを持ち帰った。素晴らしい。
混合ダブルスは、ついについに中国に勝ってくれた。
優勝の瞬間、振り上げた両手を、しばらく降ろすのを忘れたくらいだ。
決勝もさることながら、準々決勝のドイツ戦もシビれた。
最終セットで大差をつけられた時は、だめか~って思った。俺は反省してるよ。
選手は最後の最後まで諦めていなかった。
女子団体ではやはり中国の強さを見せつけられたけど、
美誠ちゃんの漫画のようなスーパープレーはすごかった。
相手の叩きつけるようなスマッシュをジャンピングボレー。あれは歴史に残る。
最後の最後を男子団体水谷選手の勝利で締めたというのも良かった。
バドミントンは混合ダブルスがめっちゃ強かったけど、それ以外は悔しい事ばかりだった。
桃田選手の予選敗退は全く想定してなかった。
奥原選手、山口選手、フクヒロ、ナガマツ、みんな優勝候補だったのにメダルを取れず。
フクヒロは大怪我を抱えてだったからな。悔しいな。
柔道はメダルラッシュに沸いたけど、
特に印象的だったのは、女子78kg濱田選手。彼女の寝技は蟻地獄のようだ。
大野将平選手同様、畳の上では一切感情を出さず、降りてから初めて笑顔、そして涙。
王者の貫禄大野選手、自分より遥かにデカイ相手に勝つ曽根選手、阿部兄妹のW優勝も良かった。
その分、団体の決勝で敗れたのはめちゃくちゃ悔しかった。
女子レスリングの川井姉妹のW優勝も印象的。
でも伊調馨選手の5連覇チャレンジも見たかったなぁ~というのは贅沢か。
吉田沙保里選手のクラスも向田選手が金を取り返してくれた。しかも逆転で。
でも一番強烈だったのは女子50kg須崎選手。むちゃくちゃ強かった。
50kgは決勝しか観てないけど、全戦テクニカルフォール勝ち、全戦無失点だって。わやだな。
日本の体操は美しいと言われるが、その中でも橋本選手は特に美しい気がする。
心残りは内村選手だな。最後にもう一度あの、世界遺産にしたい完璧な演技を見せてほしかったな。
つい離れ技にばかり注目しがちだが、あそこで落下したという事は、
我々素人が安心して見てる部分も、実はとっても難しいことをしてるんだと知らされる。
今回最大の「まさか」が男子400mリレーだったのでは?
今回は金が狙えるのでは?最低でも銅は確実でしょう、と多分誰もが思ってた。
個々の能力的にはまだまだ世界のトップと対等とはいえない日本の選手達にとって
それがどれほど重圧だったか。今思えば申し訳ないくらいだ。
日本はバトンパスが巧みだから、メダルを狙えるのだ!と我々は思い込んでいなかったか?
バトンがつながらないリスクと紙一重の、ギリギリの事を彼らはやっていたのだ。
あ~語りつくせない。