疑問に思いAIに聞いて見た。
ボッーと生きているだよ!
発音が「ひき」「びき」「ぴき」と変化するのは、日本語の**「連濁(れんだく)」と「音体変化(は行の歴史)」**という言語学上のルールが原因です。
人間が言葉を口にするとき、**「なるべく口の動きを省エネにして、滑らかに発音したい」**という性質からこの変化が生まれました。
1. 「さんびき(濁音)」になる理由
「3(さん)」の最後の**「ん」**を発音するとき、口の中では声帯が震える準備(有声音)ができています。
その直後に「ひ(無声音)」を発音しようとすると、声帯の震えを一度止めなければならず、口の動きに負担がかかります。そのため、「ん」の勢いのまま声帯を震わせっぱなしにして発音できる「び(濁音)」に変化しました(これが「連濁」という現象です)。
さん + ひき = さんびき
2. 「いっぴき」「ろっぴき(半濁音)」になる理由
「1(いち)」「6(ろく)」「8(はち)」「10(じゅう)」などの数字は、後ろに助数詞がつくと「いっ」「ろっ」「はっ」「じゅっ」という**「促音(小さな『っ』)」**に変化します。
この「っ」は、息を一度止める音です。息を止めた状態から一気に息を破裂させて発音するには、「ひ(摩擦音)」よりも、唇をしっかり閉じて弾く「ぴ(破裂音)」の方が物理的に圧倒的に発音しやすいため、「ぴき」に変化します。
いち + ひき = いっ + ぴき = いっぴき
ろく + ひき = ろっ + ぴき = ろっぴき
(補足)もともと「ひ」は「ぴ」だった?
実は奈良時代ごろ、日本語の「は行(はひふへほ)」は**「ぱぴぷぺぽ」に近い音**で発音されていました。
時代の変化とともに「ぱ行 → ふぁ行 → は行」と音が柔らかく変化していったのですが、「いっぴき」のように詰まる音(っ)や濁る音(ん)の後ろにだけ、昔の「ぴ」や「び」の形がそのまま残ったという歴史的な背景もあります。
つまり、「言いやすさ(省エネ)」と「歴史的な音の残り方」が組み合わさった結果、現代でも「ひき・びき・ぴき」と変化しています。