さて、2022年9月の相模湾流についてみてみましょう。
まずは、黒潮のふるまいから。
1年3ヵ月ぶりに南側ゲートへゲートチェンジしました。
8月下旬に接岸位置が東へ寄り、その後再び西へ寄ったあとに、ゲートチェンジとなりました。
伊豆沖にあった暖流渦が押し流され、今回のゲートチェンジに至ったんだと思います。
黒潮本流の流量が増えてきたということでしょうか・・・。
次はワジオとカシマジオの流入日数と率について。
(流入時間/24)
ワジオ 11.9日 40%
カシマジオ 4.4日 15%
その他 13.5日 45%
欠損データ 0.2日 1%
ワジオは心理的筋目の10日を超えてきました。これは南側ゲートの効果です。
ゲートチェンジしていなければ、10日は超えていないと思います。
次は黒潮流路と相模湾流の関係について。
北側ゲートにおけるワジオの流入率は29%。対して南側ゲートのそれは85%です。
黒潮大蛇行時の南側ゲートはワジオの流入率が高いです。ワジオを狙うには絶好のタイミングです。
次は、潮まわりごとにみる各潮の流入日数です。
ワジオは大潮と中潮に多く流入しました。小潮祭りは終わったようです。
次は、曜日ごとにみる各潮の流入日数です。
ワジオは水曜日と土曜日以外に多く流入しています。とくに金曜日の流入日数は多いです。
わたくしがSummer Currentの釣りでシャークアタックの被害にあったのも金曜日です。(笑)
次は、時刻ごとの流入率をみてみましょう。
ワジオのゴールデンタイムは12時です。昨年も正午あたりにゴールデンタイムがあったと記憶します。
後半勝負が多いSummer Currentの釣りにはいいタイミングです。
次は、ワジオが流入した潮まわりと時刻をみてみましょう。
ワジオの最多流入は大潮の4日目です。大潮の後半から中潮の前半にかけて流入率が高いです。
9月は午前の流入率より午後の流入率のほうが高いです。これなら午後勝負(夕まずめ)の釣りも期待できます。
次は、流速を見てみましょう。観測ポイントは真鶴の三ツ石沖です。
ワジオは0.3~0.6ノットにピークがきました。1ノット前後の潮も見られます。
次は、時刻とワジオの流速について見てみましょう。
観測ポイントは真鶴の三ツ石沖です。
0.5ノットから1ノットの潮は正午ころに多く流入してます。これなら日中に良型が期待できそうです。ただ9月だと水温が高いので、何を狙うんだという話になりますが・・・。
次は、潮流と海水温についてみてみましょう。
観測ポイントは海水温が江の浦沖で、流速は三ツ石沖です。
黒潮の温度が低下したことにより、沿岸の水温も低下しました。
黒潮が南側ゲートへゲートチェンジしたのは25日ころです。この頃から1ノット前後の潮の流入率が増えてます。
沿岸の海水温は前半が上昇傾向で、後半は下降傾向となってます。
次はワジオ モメンタムについてみてみましょう。
筋目の10日を超えたのは5月以来です。
Summer Currentの釣りは、この潮がカギを握ってます。
最後に円グラフで各潮の流入率についてみてみます。
9月は何といっても黒潮のゲートチェンジに尽きると思います。伊豆沖にあった暖流渦が、ついに押し流されたようです。黒潮本流の流量がどの程度増えたのか知りたいところですが、わたくしにはそれを知る術がありません。こうゆうのは研究者がこっそりと知って、一人ニンマリしているんでしょう・・・。研究者とは、そんな人たちの集まり・・・のはず(笑)。ちなみに、わたくしもエクセルファイル片手に夜な夜なニンマリしてます。(笑)
足元も南側ゲートを通過している黒潮ですが、いつまでこの状態が維持されるのか興味があります。過去のデータを見ると、この状態は短期間で終息しているので、そう長くは続かないと思います。
さてさて、Summer Currentの釣りです。
今シーズンはカツオのバラシ、キメジのバラシ、そしてキハダもバラシと、3拍子揃ったバラシを演じてます。キハダはシャークアタックだったので、厳密にはバラシと違うかもしれませんが、広義でみればバラシの範疇です。
釣りへ行く回数が少ないと”釣り感”が鍛えられないせいか、どうもバラシが多くなるような気がします。これはSummer Currentの釣りだけでなく磯釣りも同じです。釣れない日でも釣り場に立ち、”釣り感”を鍛える必要性があるのかなと。
むかし磯釣りの専門誌に四国(徳島)の名人が『風雨があなたの釣りを鍛える』と書いていました。潮が良く釣れる確率が高い日しか行かないわたくしには、必要な言葉なのかもしれませんが、このペースがちょうどいいと感じているのもまた事実です・・・。













